出版社内容情報
消費税増税、株価下落と一時期の勢いがなくなってきた日本経済。これから日本経済がどうなるのか、そしてあるべき日本経済の姿とは。「アホノミクス」の提唱者である著者が語る日本経済の未来像。
内容説明
株価は上昇しているのに、多くの国民の生活は良くならない―。人間の姿が見えない「アベノミクス」は、何の「ミクス」でもないと著者は言う。「アホノミクス」の提唱者が語る、日本経済の現状とあるべき未来像。
目次
序章 そろそろ「その後」を考えよう(妖怪「アベノミクス」退治の後に来るもの;妖怪は「アベノミクス」だけではない ほか)
第1章 アベノミクスがもたらしたもの―議題その一:浦島太郎の狂ったシナリオ(「アベノミクス」の狂いは随所に表れている;種まけど実らず:「異次元緩和」の限界 ほか)
第2章 日本経済は今どうなっているのか?―議題その二:鏡の中の「ほんとの日本」(命取りの虚像を見せる「みぞの鏡」;欠陥ホットプレート化する日本経済 ほか)
第3章 アベノミクスがその先に見ているもの―議題その三:妄念の中の虚像の日本(「みぞの鏡」の中の取り戻したいもの;安心に包まれた強さの隠れ主題 ほか)
第4章 日本経済がアベノミクスの向こう側に目指すもの―議題その四:「向こう側」とは、どんな場所でどうやってくのか(そして再び年頭所感の季節へ;「取り戻したがり病」の二つの症状 ほか)
著者等紹介
浜矩子[ハマノリコ]
同志社大学大学院ビジネス研究科教授。1952年生まれ。一橋大学経済学部卒業。三菱総合研究所ロンドン駐在員事務所長、同研究所主席研究員を経て、2002年より現職。専門はマクロ経済分析、国際経済(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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