出版社内容情報
怨霊、ゾンビ、鬼、そして人間の闇・・・・・・
古今東西の奇妙な切手を集めた一冊。
猟奇! 邪気! 怪奇!
それぞれの切手には、いずれも世に出るだけの理由が必ずある。
その理由を求めて、描かれた題材の歴史的・文化的・社会的背景を探っていくと、
そこからさまざまなドラマが浮かび上がってくる。
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一般にはきれいなモノ、かわいいモノと認識されることの多い切手のなかから、
あえて“怖い"という人間の感情に刺さるモノをピックアップした。
内容説明
怨靈、ゾンビ、鬼、そして人間の闇…古今東西の奇妙な切手を集めた一冊。猟奇!邪気!怪奇!一般にはきれいなモノ、かわいいモノと認識されることの多い切手のなかから、あえて“怖い”という人間の感情に刺さるモノをピックアップした。
目次
1章 呪いの切手(心霊切手;ゾンビの誕生とヴードゥー教)
2章 鬼の切手(鬼が鬼たるまで;モンゴルの忿怒尊)
3章 伝説の切手(ドラキュラとブラン城;解き放される“クラーケン”)
4章 現代の闇の切手(恐ろしい交通事情;タリバンの恐怖)
5章 戦争の切手(ナチスと死神;悪魔が殺傷した子供たち;嗚呼、おそロシア)
著者等紹介
内藤陽介[ナイトウヨウスケ]
1967年東京都生まれ。東京大学文学部卒業。郵便学者。公益社団法人日本文藝家協会会員。切手等の郵便資料から国家や地域のあり方を読み解く「郵便学」を提唱し、研究・著作活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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