角川文庫
乙女の日本史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041015896
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0195

内容説明

乙女の目線で見てみれば、歴史はこんなに面白い!万葉歌人の不倫哲学、武将に若衆の色恋沙汰。堕ちた華族・柳原白蓮に、ラブスキャンダルに溢れた大正・昭和期の文豪たちなど、乙女心震えるあの人物、あの事件を徹底解説。新しい目線で歴史をひもといた画期的な日本史ガイド。豪華書下ろしコラム「『日本美人』とはどんな女性?」「本当の黒田官兵衛」「吉田松陰の妹とその夫・久坂玄瑞」「幕末・明治のイケメン図鑑」を掲載。

目次

第1章 神話時代
第2章 飛鳥・奈良時代
第3章 平安時代
第4章 鎌倉・室町時代
第5章 戦国時代
第6章 江戸時代
第7章 幕末・明治時代
第8章 大正・昭和時代

著者等紹介

堀江宏樹[ホリエヒロキ]
1977年生まれ、大阪府出身。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒。大学在学中からフリーランスライターとして文筆活動を開始。『仰天!歴史のウラ雑学 後宮の世界』で作家デビュー

滝乃みわこ[タキノミワコ]
1977年生まれ、広島県出身。広島修道大学人文学部人間関係学科卒。編集者兼イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゴンゾウ@新潮部

108
ライトに日本史を学ぶことができる。単なる文章だけでなくコラムあり漫画あり飽きることなく読むことができました。学生時代に学んだ常識が現代の解釈と異なっているところも面白い。【カドフェス2017】2018/03/16

りゅう☆

101
日本史なんだけど、エッセイを読んでるような感覚。厳格なイメージの歴史上人物も、あら☆意外に砕けてるのねって感じで…。乙女(女性)のこと、様々な恋愛模様が描かれてるけど、結構BL世界が昔からあることに驚き。「週間歴女」で聖徳太子の4人目の奥さんとの「YES!降臨LOVE♥」って笑 日本史を勉強する上で、こんなに固くなくかしこまらずに書かれてると、人物像が入りやすいかな?でも今まで思ってたイメージと違うっていうのを感じるのも楽しいかも?サラッと読むことができました。2018/01/22

へくとぱすかる

95
さよなら「おじさん史観」を合い言葉に、日本史を書き換えていく。女性の視点で歴史をひもとくと、一味も二味もちがった歴史観が見えるものだ! 鎌倉幕府の中心人物は、源頼朝じゃなくて北条政子だし、中岡慎太郎こそ中心人物で、坂本龍馬は「ハンコ押すだけ」というのも、目からウロコ。明治は女性の活躍が明らかに減っていく「暗黒時代」。果たして現代はどうなのか?2015/12/30

扉のこちら側

69
初読。2015年946冊め。「新幹線の中でおじさんが熱心に読んでいる歴史雑学本とは違う、おじさん史観に突っ込みをいれつつ女性の気持ちに寄り添って日本史を見直す」というコンセプト。文体が砕けすぎて最初は読みづらかったが、もともと歴史に弱いために「そうだったのか」を素直に?読めた。タイトルの「乙女」の定義はおいておいて。カドフェス2015。2015/08/07

古古古古古米そっくりおじさん・寺

53
うん、面白い。「歴女」向け日本史というか、歴女入門的通史。「さよなら、おじさん史観」と言うが、昔よくあった新書サイズの〇〇ブックスの『日本史おもしろ読本』だの『武将ものしり読本』みたいな本の現代的バージョンだと思う。一冊の文庫として見た時に、文章・漫画・図版・ブックガイド・女性週刊誌パロディと盛り沢山で退屈はさせない。記述には微妙な誤りもあるが、初めて知る事も多く、私みたいなおじさんも面白く読める。特に幕末以降の人物論は素晴らしいと思う。土方歳三論、坂本龍馬論、白洲正子論なんて大いに同感である。2015/08/23

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