角川スニーカー文庫 終焉世界の天災姫（レベリオン）〈３〉

三ノ神 龍司【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2014/05発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 280p／高さ 15cm
• 商品コード 9784041015742
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

「俺はお前を救うために世界を壊してみせる」『大祓の巫女』は世界を再び破滅させる『天災姫』―かつて世界に終焉をもたらした伊邪那美によって暴かれたヒナの秘密。都市は大混乱に陥り、人々はヒナへと襲いかかる。都市のすべてが敵という願望的な状況下で、ヒナと不動はすべてのはじまりと終焉の場所『心御柱』を目指すが、その行く先に十二支最強の宇美が立ちはだかる！天災姫と災害の少年、二人の交わした約束の行方は―！？

著者等紹介

三ノ神龍司［ミノカミリュウジ］
１９９０年生まれ。第１８回スニーカー大賞にて『世界の正しい壊し方』で特別賞を受賞。改稿、改題の後に同作でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[紅羽]

シリーズ三作目。完結巻。伊邪那美によって明らかにされる真相。絶対的不利な状況での最後の戦い。何だか途中で一度主人公死んじゃったような…。とにかく最後は良い形で平穏な日常を取り戻せたようで良かったです。男に触手…の需要、きっとある一部の世界ではあると思いますよ（笑）巻末の一年後のアフターストーリーはほのぼのしていて和みました。恋の結着はついてないようですけど。

2019/11/08

[真白優樹]

今巻で完結。・・・主人公の不動君が主人公していてびっくり。 死亡描写が結構キツく、不動君も一度死ぬという大惨事に・・・。 何にせよ、望む終焉を得て平穏な日々を手に入れたのは良かったが・・・不動君は誰と付き合うことになるのやら。それが結論が出なかったのが少し残念であった。

2014/05/02

[s a ⍥ r i]

今回も面白かった（＾ν＾）

2014/05/08

[ちゃか]

シリーズ完結巻。前回の茶番じみた展開よりはまだ良い展開で、最後多少取り戻したかなーという感じ。2巻の最期で明らかになった敵、伊邪那美。彼女はヒナの秘密を明らかにして、都市を混乱に陥れ、孤立無援に近い状態へと陥れる。それでも八方手を尽くして、彼女の元へと差し迫るわけですけど、不動も一度破れてしまう。まぁ、それなりの終わりかなー。

2014/05/07