内容説明
グレース・ケリー本人とレーニエ3世、そして彼らの3人の子供たちと深い交流のあったジャーナリストだからこそ知る、モナコ公妃としての人生を全力で生きたグレースの素顔。家族を愛しモナコ発展のために身を捧げた彼女の大きな人間性を、近しい人々の多くの証言も交えて明らかにしていく。衝撃の死の真相も家族によって語られた。美しいハリウッド・スターの恋物語というイメージを覆す、硬派で華麗なノンフィクション。
目次
美しく、そして優美に
シャイな男
パブリック・ロマンス
たったひとつの秘密の花園
極秘のうちに
結婚に向けて
結婚式
レーニエ大公と語り合って
モナコ人の誇り
近代モナコの誕生〔ほか〕
著者等紹介
ロビンソン,ジェフリー[ロビンソン,ジェフリー] [Robinson,Jeffrey]
1945年NY州生まれ。テレビ・ラジオなどの構成作家を経て空軍に入隊。約30年間暮らしたヨーロッパでの経験がモナコ関連作品に繋がる。金融や組織犯罪の分野を得意とし、世界的ベストセラー多数
藤沢ゆき[フジサワユキ]
東京都出身。翻訳家。早稲田大学第二文学部卒。オハイオ州立大学大学院で教育学を学ぶ。フィクションを中心に訳書多数
小松美都[コマツミト]
神奈川県出身。翻訳家。慶應義塾大学環境情報学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
goro@the_booby
22
映画ではフィクションと断りがありましたのでこの本がノンフィクションであるならば映画の原作とはなりません。映画は別のものと思います。もっとグレースに関しての深い部分が知りたかった。時系列ではないので読んでてこんがらがった。あっちへ飛びこっちへ飛びで・・・。と愚痴ばかりになりました。エピソードは興味深いが・・・また愚痴ってしまいました。2014/10/31
スプリント
9
モナコ存亡の危機に立ったときのグレースの決断とそれを支える人々の献身に胸をうたれます。2017/01/22
ももみかん
6
同名の映画原作、とはされてるけど全く別物。こちらはグレース・ケリーとレーニエ3世の家庭の真実をおとぎ話のような結婚、大公の背負うモナコの歴史、そしてグレースの事故から続く現在までを実際に本人たちに取材した著者が愛情深く描いている。しかし有名税とはいうけど過熱した報道って怖い。2014/11/06
ともぞう
5
9月日本に行くときヒコーキの中で映画をやっていて 観れなかったので、日本で本を買いました。 同じタイトルで2冊あって、どっちがなんなのか確認する時間が なかったので2冊とも購入。 こちらはグレース公妃ご家族全員、 ご家族と交流のあった関係者からのインタビューで構成されている ドキュメントです。 結局アメリカに帰るヒコーキで映画を観たのですが、 こちらの方が興味深く読めるんじゃないかと思いました。 映画はグレース公妃のスピーチに焦点をあてた作品です。 2014/11/06
kikizo
5
映画を見てから買いました。原作とは書いてありますが、映画は別モンでしたね。家族のエピソード、事故の真相、おちゃめなレーニエ公。エピソードが面白かった。 ケリー公妃ではなく、グレース・ケリーの映画がまた見たくなりました。2014/11/01
-
- 電子書籍
- Love Silky 野獣は激しく奪う…