内容説明
なぜ今、「終身雇用+実力主義」を目指すのか―「仕組まれた修羅場」が人を成長させる。(本部社員)離職率5%を実現する、「働きがいのある会社」の秘密。『無印良品は、仕組みが9割』の著者、第2弾!
目次
序章 無印良品は、なぜ離職率がこれほど低いのか
1章 「絶え間のない、しなやかな異動」で人は育つ
2章 若手社員を「折れない社員」に育てる仕組み
3章 自分で「何とかする力」を強化する一つの方法
4章 「チームワーク」はつくるのではない。育てる
5章 モチベーションを引き出す「コミュニケーション」術
著者等紹介
松井忠三[マツイタダミツ]
1949年、静岡県生まれ。株式会社良品計画会長。73年、東京教育大学(現・筑波大学)体育学部卒業後、西友ストアー(現・西友)入社。92年良品計画へ。総務人事部長、無印良品事業部長を経て、2001年社長に就任。08年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
バトルランナ-
22
僕ムジラー。部下の反論は8割が正しい。(P196)自分の性格を変えられないのに人の性格なんか変えられない。(P205)5点満点で3点。2015/02/23
Tadashi_N
19
職場としての無印良品は、意外にハード。2016/04/19
naobana2
13
【図書館】終身雇用前提の会社の仕組み。珍しいきがする。2017/04/02
洋
13
なる程!と手帳に書き出しながら読みました。褒めたいときは直接伝えない、成功体験がやる気を引き出す方法 などなど…仕事以外でも使えるな~ 大変参考になりました◎2014.07.102014/10/23
luther0801
12
「人の問題を人の数で解決しようとする方法は会社を弱くする」との信念に基づき、積極的に異動させ、「逆境に身を置かせる」やり方で人を育てていく、との論旨で、大変参考になった。積極的な異動の裏付けには、膨大なマニュアルが存在し、組織的にそれが実行できる環境にある。これが、この会社の強みだと感じた。加えて、社員は、基本的に、無印良品の商品自体のファンが集まっているのがミソ。一朝一夕には叶わない、地道な経営であったのだろうと推測する。2014/12/03