内容説明
ＦＳＢ（ロシア連邦保安庁）から交換研修生として警視庁警備部へやってきたカーシャは、特車二課での緩い日々にうんざりしていた。満足に動かないレイバーと食事の買い出しで揉める隊員たち。そんなある日、なんと食事の買い出しに行った隊員たちがテロリストたちに人質として捕らわれてしまったのだ。事態を察知したカーシャは単身で解決に乗り出すが―。レイバーの出動はあるのか？カーシャの活躍を描く、書き下ろし。
著者等紹介
押井守［オシイマモル］
１９５１年東京都生まれ。アニメーション・実写映画監督。『うる星やつら』『機動警察パトレイバー』『ＧＨＯＳＴ ＩＮ ＴＨＥ ＳＨＥＬＬ／攻殻機動隊』など数々の劇場作品を手がける。２００４年に『イノセンス』が、カンヌ国際映画祭コンペティション部門にノミネート、０８年には『スカイ・クロラＴｈｅ Ｓｋｙ Ｃｒａｗｌｅｒｓ』がヴェネチア国際映画祭コンペティション部門にノミネートされた
山邑圭［ヤマムラケイ］
「ＴＨＥ ＮＥＸＴ ＧＥＮＥＲＡＴＩＯＮパトレイバー」の脚本を担当（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
19
FSBから交換研修生として特車二課にやってきたカーシャの憂鬱な日常。ロシアでも有能だったのに、少し道を踏み外したばかりに実質期限のない研修生として島流しされた身としては、退屈な日常の繰り返しや、マイペースな周囲にうんざりというのも分かりますね。特車二課の面々がバラバラに様子見に行ってそのたびにテロリストに捕まるとかアホかと思ったけど、次々と起こる事件に対処するカーシャは、さすが隊長がエースというだけはありました（苦笑）日常を描いてるだけのように見えるけど、それでいてちゃんと話が進んでるのが意外な感じです。2014/06/30
山犬
15
まるでアクション映画の男の子が好きな所をふんだんに盛り込んだ内容でした。 銃、立てこもり、狭い店内での格闘、ロボット、爆弾に美女。と盛りだくさん。2015/10/20
年中古本派・文花
12
やっと、読了。前半は退屈だったけど、後半は楽しかった。ここからは、劇場版の話》カーシャ役の人、セリフ下手すぎ。セリフが少ないわけだw2014/07/13
すずめ
7
惰性で買ってしまっている。最後でやっとこさ、負の遺産の謎に一歩(半歩かもしれないが)近づいたような。イングラムも一号機だけとはいえ動けるようになったし、次巻に期待！2014/08/05
北白川にゃんこ
5
映画観てた時から思ってたんだけど、カーシャ一人だけ設定もストーリーも盛り過ぎだよな。次もカーシャの話か。2021/10/04
