内容説明
白川丹波は、伊勢神宮から江戸の日本橋にある姫子島神社にやってきた神主。由緒はあるが寂れた神社を立て直そうと氏子たちを集めるが、揃いも揃って曲者ばかり。だがそんな神社にも、人々は悩みを抱えてやってくる。牢抜け、切腹、やくざな息子に迷子札。助けを求める人々の心を祓い清めるため、一風変わった若き禰宜(神主)は意外な方法で“禊ぎ”を行い地域の危機を救ってゆく。感動あふれる痛快人情時代小説、シリーズ開幕!
著者等紹介
井川香四郎[イカワコウシロウ]
1957年、愛媛県生まれ。『露の五郎兵衛』で小説CLUB新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。