内容説明
一度スイッチが入ると妄想の世界に旅立ってしまう奇癖を持つ、警視庁捜査一課所属、宮藤希美。“オヤジ好き”のイケメンと希美をライバル視する甲賀忍者の末裔、新たに加わった個性的な後輩たちとともに、3人の数学教師の失踪、3枚の天狗面を被った犯人たちによる誘拐事件、そして、ゴミ屋敷から発見された状態の異なる3つの死体…“3”ずくめの奇怪な事件を、得意のイマジネーションで華麗に解決する(はず)!
著者等紹介
鳥飼否宇[トリカイヒウ]
1960年福岡県生まれ。九州大学理学部生物学科卒。18年の出版社勤務を経て、2000年に奄美大島に移住。01年『中空』で第21回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takaC
69
それは無理だ。逆立ちしても見抜けないです。ヒントになるらしい東川篤哉オススメの『達也が嗤う』も未読です。2017/06/01
hnzwd
18
お酒に酔うと妄想から真実に辿り着くシリーズ。キャラクタがコミカルなので、ユーモアミステリになるんでしょうが、、謎解きがどうとかよりは、読んでて楽しめればいいシリーズかな。本筋とはほとんど関係無い謎も前作通りかな。2023/11/04
マッちゃま@ありがとう皆さん良い読書ライフを (´▽`)/
10
「妄想女刑事」の続編にあたる本書。前作よりスッキリしてるように感じたのはシステムに僕が慣れたせいかも(笑)3人の数学教師の失踪事件、3人の天狗の面を被った犯人たち、ゴミ屋敷から発見された3人の身元不明死体。3つの中編と全ての謎が解き明かされる短編1つ。かの犯人当て小説の名作「達也がわらう」(←[わらう]の漢字が変換できずスマヌ)を思い出したとの解説の言葉に、随分と人物表とニラメッコしたけど… (・∀・)ノ ギブアッ〜プでした♪2016/02/23
きょん
10
前回ネタばれしちゃって御園生さんもう出てこないのかな、残念と思っていたらしっかり登場されてますね。くの一部下も良い味出してます。2014/11/30
みぃすけ
9
「妄想女刑事」は未読でしたが問題なく読了。もっとぶっ飛んだバカミスかと思いきや意外と普通で、そんなに迷走はしてなかったような印象。ゆるーく読みやすい1冊でした。2016/04/28