角川文庫<br> 秋声のうつろい―小伝馬町牢日誌

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角川文庫
秋声のうつろい―小伝馬町牢日誌

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  • サイズ 文庫判/ページ数 279p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041014363
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

忠義者と評判だった中間の助蔵が、剣客として名高い旗本の主人を斬殺し入牢してきた。どう見ても凡庸で剣も覚束ないこの男がなぜ、一体どうやって―真相究明に乗り出した大賀弥四郎は、生真面目ゆえに身を滅ぼした不器用な男の秘めた想いを汲み取って…。色や欲に溺れ、自らの罪を償い露と消えてゆく弱き人々に心を寄せ、不浄役人と蔑まれながらも日々の勤めを誠実にこなそうとする牢屋同心の奮闘を描く熱血時代小説!

著者等紹介

早見俊[ハヤミシュン]
1961年岐阜県岐阜市生まれ。会社員を続けながら作家活動を行っていたが、2007年、専業に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

100
小伝馬町牢日誌「秋声のうつろい」3巻。お人好しの牢、屋同心弥四郎さんん、今回も牢名主長兵衛さん、浪人主水助と事件解決立花陽明流居合さえていました。これで最終回なのかな?続刊期待しております。2016/12/19

デジ姫

3
このシリーズは初めて読みましたが牢名主との関係や同僚との阿吽の呼吸、読者を掴んで話しませんでした。作者のシリーズ物の中でこのシリーズが一番好きです。風貌から想像もできない剣術の腕前には舌を巻きます。2015/04/04

Suzu

1
小伝馬町牢日誌シリーズ第3弾。第1話朴訥の罪は助蔵が可哀想すぎる。宮本の自分勝手さに腹が立った。忠義って何なんだよと感じる。お光と弥四郎が何だかイイ雰囲気になってきてるので、そちらの進展も気になりつつ次巻に進む。2017/12/31

いえのぶ

1
人の好い小伝馬町の牢屋同心が牢に送られてきた罪人の犯した罪の真実を突き止めていく。忠実な中間、元力士の盗賊の幽霊。旦那を立て続けにに亡くした女、牢名主の命を狙う若者の4編。2014/11/18

一五

0
人の良さそうな顔して、凄腕の牢屋同心。元大盗の(粂やおまさが褒めそうな)牢名主。ほぉ 面白いコンビ。つい入牢者の事情に感心を持ってしまう同心。すらすら嫌みなく読めるエンタメでした2017/07/17

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