角川スニーカー文庫<br> ミスマルカ興国物語〈12〉

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角川スニーカー文庫
ミスマルカ興国物語〈12〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 316p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041013823
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



林 トモアキ[ハヤシ トモアキ]
著・文・その他

ともぞ[トモゾ]
イラスト

内容説明

エーデルワイスとキラに連れられミスマルカへと帰還したマヒロが目にしたのは、魔物に蹂躙され変わり果てた祖国の姿だった。全世界規模の災害から民を守るためにキラとの交渉に乗り、管理者として聖魔杯の秘密を語りだすマヒロ。一方パリエルとルナスは、マヒロ救出のためにミスマルカへと駆けていた。はたして聖魔杯は蘇るのか、そして魔物の侵攻を受けた世界の命運は―!?これはただ一匹の、牙よりも、理性を信じた蛇の物語。

著者等紹介

林トモアキ[ハヤシトモアキ]
新潟県出身、昭和54年9月17日生まれ。新潟工科専門学校自動車工学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

44
ミスマルカ第二部完結編。聖魔杯の奪い合いから始まった、この物語の結末は思いもしないものでしたね。理性を武器にそんな状況でこれだけの立ち振る舞いをしていたマヒロの覚悟がカッコよすぎる。パリエル、ルナスを筆頭に単純な戦力という意味では変えが効く人物がいても、マヒロの代わりになれる人は今後も現れそうにないなぁ。鈴蘭、ヒデオとは違った主人公としての風格がありますよね。円卓の面々に初代、二代目聖魔王の意志、北の魔王と今後も期待出来そうなので第三部の魔王討伐編が今から楽しみです。新シリーズの方も期待。2015/04/29

死屍発苦

25
とりあえず言いたいのは今まで読んできて良かった!盛大なネタ晴らしの時はついファっ!ってでかい声出してしまいました… とりあえず円卓メンバーが大体誰かわかってしまって少しさびしく思う ほむらさんとドクターがいなくないか?リッチさんかみーこさんも円卓にいない? 2015/04/29

あなほりふくろう

20
第2部・完結巻。マヒロが拉致されたこと、魔物が各地を襲撃したことで状況が一気に単純化されて、クライマックスへはほぼ一直線。「人間はすぐ死ぬけど、簡単には滅びない」大した楽観ではあるが、これまでそうだったようにこれからもそうだろうと思えるほどには人類はしぶといんだろう。本物だろうが偽物だろうが関係なく、その聖魔杯に「人類の結束」という大きなチカラを一杯に湛えて、マヒロは北の魔王打倒へと向かう。続編が楽しみ。2015/10/18

シュエパイ

13
最後の最後まで"理性"を手放さず、屈しなかった、1人の王子様の物語が、ハッピーエンドに向けた小さな一歩を刻み始めた・・・そんな巻だったのです。あぁ、億千万の目は、こうしてまた理性に敗れ去るのですねぇ。いつかランデルディーが言い放った聖魔杯に関する言葉は引き継がれ、ようやく今度こそはと歩き出せるのですね。何より、あれにジェス君を選ぼうという、あの日の誓いがようやく果たされて、私もとってもうれしいのです!何げにマスターを慕うあの子も円卓入りしてるし(笑)あぁ、次シリーズも楽しみなのです♪2015/04/30

F.key

11
完結。物語的にはまだまだ続きそうですがひと段落と言ったところ。絶望的な中でも舌戦でキラをエーデルワイスを惑わし、人ならざるモノたちに抗い、そして世界までをも欺く、理性にまみれた“平和主義者”マヒロの生き様が素晴らしかった。バトルはおろか、「向こう側」でも過去のキャラが入り乱れる豪華仕様。名もなき兵士たちもノリノリで満足。中でもアンゼリカ王女の啖呵切っての反撃はすごく良かった。やっぱり総力戦ってのは燃えるね。続編?は次の次のシリーズっぽいのでそれを楽しみにします。ひとまず完走、お疲れ様でした。2015/05/14

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