角川文庫<br> いのちの食べかた

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角川文庫
いのちの食べかた

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  • サイズ 文庫判/ページ数 192p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041013328
  • NDC分類 648.2
  • Cコード C0195

出版社内容情報

魚は切り身で泳いじゃいない。じゃあ、牛や豚のお肉はどこからどうくるの?お肉が僕らのご飯になるまでを詳細レポート。おいしいものを食べられるのは、数え切れない「誰か」がいるから。だから僕らの生活は続いている。“知って自ら考える”ことの大切さを伝えるノンフィクション。

森 達也[モリ タツヤ]
著・文・その他

内容説明

魚は切り身で泳いじゃいない。そんなことは知っている?じゃあ、毎日食べてる大好きな牛や豚のお肉はどこからどうやって、やってくるのだろう?お肉がぼくらのご飯になるまでを詳細レポート。おいしいものを食べられるのは、数え切れない「誰か」がいるから。その「誰か」の支えで、ぼくらの暮らしは続いている。“知って自ら考える”ことの大切さを伝える、ベスト&ロングセラーの名作、遂に文庫化。

目次

第1章 もしもお肉がなかったら?(君んちの晩ごはん;僕たちの知らないこと;牛とのおつき合いの始まり ほか)
第2章 お肉はどこからやってくる?(牛と豚がやってくる;おいしいお肉はだれのため?;二つの大問題 ほか)
第3章 僕たちの矛盾、僕たちの未来(お肉禁止令;僕らはとても忘れっぽい;大人は、万能じゃない ほか)

著者等紹介

森達也[モリタツヤ]
1956年広島県呉市生まれ。98年オウム真理教の荒木浩を主人公とするドキュメンタリー映画「A」を公開、ベルリン映画祭に正式招待され、海外でも高い評価を受ける。2001年映画「A2」を公開し、山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞する。11年『A3』(集英社インターナショナル、集英社文庫)で講談社ノンフィクション賞を受賞。現在は映像・活字双方から独自の世界を構築している。明治大学情報コミュニケーション学部特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナイスネイチャ

158
小学生の息子に読んで欲しくて事前に読みました。食肉の話というより命の大切さを書いていました。過去の戦争、部落差別など子供たちだけでなく、沢山の人に読んでもらいたい作品。2015/03/08

ゆみきーにゃ

75
《購入》森さんの言ってる通り、まずは知ることが本当に大切だと思う。動物にも植物にもいのちがある。そんな当たり前のことを深く考えさせられた一冊。読んで良かった。2018/07/20

hatayan

54
オウム真理教のドキュメント『A』などを著してきた著者が小中学生向けに生命倫理を解説。私たちは自分のいのちを大切にせよと教わる一方、他の「いのち」を犠牲にしながら、おいしいものを食べ、快適で便利な生活をする相矛盾を抱えて生きている。感覚を麻痺させることを否定はしない。しかし、いつの間にか無意識に目をそらしていることを見つめ、いのちの背後にいる人たちを想像する努力を重ねれば、いろいろなものが見えてくるのではないか。話題は部落差別にも及び、差別することで優越感を味わう人間の残酷な本性に目を向けるべきと説きます。2020/06/25

masa

38
久々に読了後、物思いにふける本と出会った!『牛や豚や鶏は生きている。そして僕たちに殺される。』私達が普段美味しく頂いているのは、実は『命』なのだと改めて思った。スーパーでパック詰めされたものに『殺された命』を実感することはない。その命が無ければ我々は生きていけないのに、意識は『死』から遠いところにある。人間は身勝手で矛盾した生き物と分かった上で、それでも生きていくしかない。その自己矛盾に気付くことが大切だと著者は説く。わかりやすい文章なので小学校高学年向けの食育本としてもお奨めできる良書。151912015/11/29

Shoji

30
私たちが普段口にしているお肉。畜産農家から出荷された牛や豚は屠殺場で枝肉に加工されます。屠殺場で働く人々を語る時に、どうしても避けて通れないのが「職業差別」や「部落問題」。動物の死体や、解体する行為を忌み嫌いながら、私たちは笑顔でお肉を食べます。人間とは、なんて酷い生き物だ。矛盾だらけじゃないか。考えさせられる一冊です。2023/02/02

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