出版社内容情報
江戸の本所の縄暖簾「福助」の息子・良介は、彰義隊の一員として上野の戦に加わるという。無事を祈るおあき達だ ったが、江戸から明治への時代の激流は、市井に生きる彼らを否応なく飲み込もうとしていた。
内容説明
官軍と幕府軍の対立は激化の一途をたどるばかり。彰義隊に身を投じた良助は、上野の山の戦に加わると言い、おあきと弘蔵のもとへ最後の挨拶にやってきた。お願いだから、生きていて…ただひたすらな親の祈りは届くのか。江戸から明治へと大きくうねる時代の波は、人々の人生を容赦なく呑み込んでしまう。移りゆく世相を克明に活写しながら、日々を懸命に守ろうとする市井の者たちの生きざまと人情を謳いあげる感動長編!
著者等紹介
宇江佐真理[ウエザマリ]
1949年、函館市生まれ。函館大谷女子短大卒業。95年、「幻の声」でオール讀物新人賞を受賞し、デビュー。2000年、『深川恋物語』で吉川英治文学新人賞、01年には『余寒の雪』で中山義秀文学賞を受賞。人情味溢れる市井物を中心に幅広く時代小説を手がけ、多くの読者を魅了し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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