角川文庫<br> 諜報街に挑め―アルバイト・アイ

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角川文庫
諜報街に挑め―アルバイト・アイ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041012673
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

冴木探偵事務所のアルバイト探偵、隆。車にはねられ気を失った隆は、気付くと見知らぬ町にいた。そこには会ったこともない母と妹まで…! 謎の殺人鬼が徘徊する不思議の町で、隆の決死の闘いが始まる!

内容説明

「冴木探偵事務所」に父・涼介を訪ねてきた男、粕谷。アルバイト探偵の隆は粕谷を追ううち銃撃戦に巻き込まれ、気を失う。気付いたときには見知らぬ街で、そこには会ったこともない母と妹がいた…。フェンスに囲まれた街、不可解な住民たち、徘徊する連続殺人鬼。やがて街の秘密が明かされるが、それは事件の始まりにすぎなかった。見知らぬ街に放り込まれた隆の、決死の闘いが始まる!

著者等紹介

大沢在昌[オオサワアリマサ]
1956年、名古屋市生まれ。慶應義塾大学法学部中退。79年「感傷の街角」で小説推理新人賞を受賞しデビュー。その後、86年『深夜曲馬団』で日本冒険小説協会最優秀短編賞を、91年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞、94年『新宿鮫無間人形』で直木賞、2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞を受賞。10年、日本ミステリー文学大賞を受賞。ハードボイルド、冒険小説を中心に幅広い分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

本木英朗

17
日本の現代ハードボイルド作家のひとりである、大沢在昌の長編のひとつである。「茂木探偵事務所」に父・涼介を訪ねてきた男、粕谷……という話なのだが、俺にはまったく駄目であった。一応最後まで読んだけれど、というか最後まで読んだからこそだと言えるね。とりあえず以上です。2022/02/19

takahiko

14
父親と因縁浅からぬ粕谷を追ううちにゴタゴタに巻き込まれて気を失った隆。目を覚ました隆の前には顔も知らない母親と妹が登場。不可解な状況から脱出すべく隆は動き始める。父親の過去も少し明かされ、意外な展開の連続で過去のシリーズよりもシリアスでしたが、涼介と隆の親子のやりとりはいつも通りでした。2014/04/18

くり

6
前から現実味なかったけど今回もハチャメチャな展開で、びっくりする。今回はいつもよりくすっと笑える箇所が少なかったのが少し残念。血がつながってないのに二人共同じ遺伝子かっていうぐらい似てるところがいいね。日本に帰って思い通りのラストで思わず小さくガッツポーズ。2015/09/24

flower0824_

4
シリーズ4作目。『冴木探偵事務所』に親父の知り合いを名乗る謎の男が訪ねてきた。隆は正体を探るためクラブへ潜入するが、そこで銃撃戦に巻き込まれ気を失ってしまう。目が覚めたとき、見知らぬ街で初対面の母親と妹が家族になっていた。前作くらいから、探偵というよりスパイ漫画みたいな展開になってきているが、これはこれで楽しめた。2021/01/11

2
長編。親父の昔馴染み粕谷が現れ、リュウは見知らぬ家族や我が家がある謎の街に連れてこられる。だんだんアルバイトの域を越えてスパイの世界に引きずり込まれてるけど、言動は相変わらず軽やか。親父との結びつきが強まってる気がする、良いね。2016/08/02

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