角川文庫<br> ナナブンノイチ

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角川文庫
ナナブンノイチ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 390p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041012178
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

伝説の詐欺師・津田は、かつて自分を裏切った犬島に復讐すべく、若手詐欺師・ブーが持ちかけた詐欺計画に協力することに。だがブーが集めたメンバー5人は曲者揃い。果たして7人は、犬島を騙せるか!?

内容説明

天才詐欺師の津田は、8年の服役を終え出所した。裏の世界からは足を洗う。そう決意したはずだったが、ある日ブーと名乗る男から“仕事”を持ちかけられる。かつて津田を裏切った犬島から、時価20億円とも噂される宝石“グレート・エッグ”を奪うというのだ。復讐心をくすぐられた津田は7人の達人でチームを結成するが、犬島は恐るべき怪物に成長していた。さらに宝石を狙う新たな敵も現れ―。極限のクライム・サスペンス!

著者等紹介

木下半太[キノシタハンタ]
1974年大阪府出身。映画専門学校中退後、脚本家・俳優として活動を始める。「劇団ニコルソンズ」主宰。小説『悪夢のエレベーター』は映画化されベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ehirano1

67
著者にしてはいつもよりおとなしめで、いつもガッツリ裏をかかれている当方はもの凄く裏に何かあるのではないかと勘繰ってしまいます。もしや、裏の裏は表ということで一泡吹かせる作戦なんでしょうか?当方、もしかしなくてもまたやられたの?2018/04/14

ehirano1

61
「いいか。人生の奥義は脱力だ。肩に力が入ってちゃ、いつまで経っても空回りで終わるぜ(p356)」。これには凄く共感しました。2019/03/02

ehirano1

59
映画のレオンについての考察、そういう見方もあったか!と一頻り唸りました。2018/10/20

さっとん

58
ブンノシリーズ3作目。 相変わらずのスピード感と面白さ。 これまでの2作は仲間内での裏切りや騙し合いなど、これでもかというぐらいどんでん返しの連続を楽しむ感じでしたが、今回は物語としてしっかりと楽しめました。 もちろん最後にはちゃんとどんでん返しが用意されているのでご安心を。 登場人物もキャラが立っているし、破魔翔や銀爺などお馴染みのキャラが出てくるのも嬉しいです。 サンブンノニも早く読みたいです。2021/04/14

そのぼん

31
自分の一番弟子から裏切られ、瀕死の重症を負った詐欺師の男が主人公の物語。それから八年後、ひょんなきっかけで自分を殺害しようとした人物に復讐することになって・・・。かなりテンポよくストーリーが進むので楽しんで読めました。そして、納得のラストだったので安心しました。登場人物の濃さも魅力のひとつなんだろうな、と感じました。2014/04/27

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