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出版社内容情報
フレイムの城から秘宝「魂の水晶球」が奪われた。賊を逃した騎士見習いのスパークは、自由騎士パーンの助言も得て宝物奪還に燃える。賊を追跡する旅の途中、マーファの司祭ニースと運命の出会いを果たす。
内容説明
フレイムの王城から秘宝「魂の水晶球」が奪われた。賊を取り逃し、落ち込む騎士見習いのスパークは、自由騎士パーンの助言を得て秘宝奪還の任務に燃える。早速、傭兵のギャラック、ハーフエルフのリーフ、ドワーフの司祭グリーバスら奇妙な仲間と共に賊を追跡する旅に出るのだった。その旅の途中、マーファの司祭ニースと出会う。そして彼女が背負う恐るべき運命と、ロードスが破滅に向かって動き出したことを知る。
著者等紹介
水野良[ミズノリョウ]
1963年、大阪生まれ。立命館大学法学部卒。大学時代より、ファンタジー世界とゲームに没頭し、各誌にゲーム紹介等の執筆を始める。88年『ロードス島戦記 灰色の魔女』でデビュー。以後のライトノベルに大きな影響を与える。小説、ゲームデザインと幅広い活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねこ
98
Audibleにて。表紙の人物はスパークと小ニース。今回の主役とヒロイン。前巻から10年の時が流れ、今まで主役だったパーンは自由騎士として既に35歳の伝説的英雄。ストーリーはフレイムの城から祭器「魂の水晶球」を奪ったダークエルフの追撃とヴァリスへ親書を託されたスパーク一行の旅路。メンバーは「青く流れる星」の異名を持つ傭兵ギャラック。女盗賊のライナ。ハーフエルフの少女リーフ。巨体で怪力の持ち主ながら臆病な性格から魔術師になったアルド・ノーバ。マイリー神官のドワーフであるグリーバス。そして最後に小ニースの7人2025/02/23
Tak
20
いよいよ物語は最終章へ パーン派としては寂しい巻でしたがスパークと一癖も二癖もある仲間とのやり取りも面白い。テーブルトークやりてぇな〜2019/12/15
カマボコ
19
あれから10年、自由騎士パーンの名はロードス全土に知れ渡る。マーファ最高司祭ニースが死に際にスレインに明かした妻レイリアの生誕の秘密。破壊神カーディスの復活を企む黒の道士バグナード。復活の鍵となる二つの祭器、魂の水晶球と生命の杖。そして扉となる依代には幼い少女が。この巻で活躍するのはパーンたちではなく、フレイムの騎士見習いスパークと護衛の者たち。若かりし頃のパーンたちを思い起こすパーティ構成。フレイムの王城から祭器を奪ったダークエルフ。祭器の奪還任務とヴァリスへの親書を携え旅する成長譚。次巻へ! 2023/10/01
山川欣伸(やまかわよしのぶ)
16
物語は、フレイムの騎士見習いの青年スパークが、ロードス島の平和を脅かす邪神カーディスの復活を阻止するために、聖騎士団の一員として旅立つところから始まる。スパークたちは、カーディスの信奉者である魔族や邪教徒との戦いや、ロードス島の各地の伝説や謎に直面しながら、カーディスの封印が解かれる前に、その秘密を探るべく、ロードス島の南部へとに向かう。2024/01/25
ψ根無し草
15
ロードス6巻目、ずっと積ん読になってしまっていたのは好みの問題。改めて読んでみて、まぁスパーク中心ではあるが細かい部分でここまで丁寧に書かれてたっけ?と思う部分も。これはこれで悪くないかなと言うことで最終巻へ。2014/10/25