角川文庫<br> とんずら屋請負帖

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とんずら屋請負帖

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041010365
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「とんずら手伝います」。男装の船頭の裏稼業に隠された秘密とは。

「弥吉」を名乗り、男姿で船頭として働く弥生。船宿の松波屋一門として人目を忍んだ逃避行「とんずら」を手助けするが、もっとも見つかってはならないのは、実は弥生自身だった――。

内容説明

十八歳になる弥生は、「弥吉」を名乗り、男姿で船頭として働くいっぽう、夜は裏稼業の逃がし屋、「とんずら」にも余念がない。情に脆く、「とんずら屋」の客にすぐに同情してしまい、女将のお昌とぶつかることもしばしばだ。東慶寺で生まれ、出生の秘密を持つ弥生を取りまくのは、松波屋に拾われた啓次郎、身分を隠し松波屋に逗留する進右衛門など、彼女を助太刀する男性陣。今日も依頼が舞い込んで―。シリーズ第1弾!

著者等紹介

田牧大和[タマキヤマト]
1966年東京都生まれ、明星大学人文学部英語英文学科卒。市場調査会社に勤務の傍らインターネット上で時代小説を発表。2007年「色には出でじ 風に牽牛」(『花合せ濱次お役者双六』に改題)にて第2回小説現代長編新人賞を受賞し、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

30
2巻目を先に読んでいたので、スイスイ読め、1巻目では弥生さんの性格が気になりました。 先を読む力がなく、ただ独りよがりの正義感から、周囲を危険に陥れているのではと、共感出来ません。 周りの人も、弥生さんのそんな性格を知っているにしては、うっかりしすぎではと思ったり。 とんずら稼業に関しては、お昌さんのようなビジネスライクな割り切りが最適で、弥生さんのような情に流されては危ないなと。 伝助さんの切なさが、いたく伝わってきて、申し訳なくもニヤリとしました。2014/06/01

楽駿

27
品川図書館本。ご贔屓、田牧大和氏の以前の作品。田牧氏の書くのは、江戸ものですが、その中でとんずら屋、つまり夜逃げ屋を描いているのは、いかにもらしい。さらに、そこで働く弥吉、こと、弥生の身の上も関係してきたら、より、ドキドキは募る。そもそも、女性なのに、男のなりをして、男として、表の仕事も裏の仕事もこなしているんだから、これは大いに含むところがあるはず。それなりに困ったちゃんもいるようでも、最後にニッコリできるのが、田牧氏作品の良い所。ハラハラ、ドキドキしながら、最後は爽やか。次巻も続いていきます!2022/02/03

はつばあば

25
やっと息抜きの出来る本に出会えた。男装の麗人・・意気な船頭さんの裏事情を含め、歌舞伎にでも出てくるようないい男が二人。・・・山崎マキコさんの登場人物からみたら、裏事情が有るとはいえ愛情たっぷり与えられているということは幸せな事だと思う。2014/07/20

ううち

23
とんずら屋の稼業とややこしい身の上のお話が絡み合っていて、わりと好み。啓次郎と若旦那にキュンキュンしてしまった。続きが楽しみです。購入済み!2014/05/19

はま

22
田牧さん3つ目。船頭さんが主役のちょっと珍しい本ですが、ちょっとありがちな秘密を抱えた船頭、弥吉こと弥生。とっても良いじゃあないですかこれ。続編も出てるそうで揺れる(?)乙女心に終着点が訪れるのか楽しみです。田牧さん良いな~。この続編以外もどんどん読みたいっす!2014/07/07

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