出版社内容情報
パパの隠し子騒動でテンパりまくりのミレーユ。追い打ちをかけるがごとく、ミレーユの理解者であり、リヒャルトと強い絆で結ばれていた従兄・フィデリオが不穏な動きをしーー!? 急展開の最終章第2弾!!
内容説明
魔性の麗人(でも女王陛下!)から熱いおもてなしを受けるミレーユは、持ち前のやる気で公務に努める。しかし観劇の途中、ミレーユの父親・エドゥアルトの隠し子として現れたグレンに攫われ、大ピンチ!!しかもその騒動にはミレーユの後輩で、リヒャルトの従兄のフィデリオが見え隠れし―!?「…俺にも、あなたみたいな人がいてほしかった」シアランを揺るがす史上最大の事件の幕が上がる、緊迫の最終章、第2弾!!
著者等紹介
清家未森[セイケミモリ]
福岡県出身。第4回角川ビーンズ小説大賞読者賞受賞。「身代わり伯爵の冒険」(受賞作改稿)にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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絳楸蘭
29
地位や名誉があっても、お金があっても、愛情を得られていても自分がこうありたいと思う人がいるのを見れば、どんな人でも隣の芝生は青く見えてしまうもの。ましてやそれが互いに友だと思っている人であれば拗れてもおかしくない。それでも信頼がそれを上回るって二人ともスゴいよなぁ。フィデリオの想いが空回りしないようにリヒャルトとミレーユはちゃんと汲み取ってくれるよね!頼むよ!2014/07/31
ダージリン
27
グレンに関しては心温まるやりとり(笑)が散見されましたが、フィデリオは秘密がばれたあとも悲しい立ち位置のままですね。ミレーユとリヒャルトは安定、いやリヒャルトのリード?(笑)2013/09/29
さなだ
26
隠し子騒動解決。おとんどこ行ったんやろ…。 女王陛下ステキでした(笑)旦那さんとのやり取りも好き。 リヒャミレいちゃこきにドキドキしつつ安心した(笑)やっぱこれがなきゃね! そして、フィデリオがっ!彼も色々ありすぎて…幸せになってほしい。悲しい結末になりませんよう。ならないよね!?2013/10/01
はなりん
25
リセランド編は終了。隠し子騒動は無事解決したけど、フィデリオがなんだか切ないねぇ。どうなるんだろう・・・って思ってた矢先に、また不穏な展開に。彼も学習しないねぇ。なんでも一人で背負い込む感じが。シアランのために、エセルのために、そしてミレーユのためにって信じてるけど。唯一女王様夫妻が明るい話題提供で和みました^^。次巻もまだまだ不穏な空気でシリアスが続きそうですが、そんなに重くならないで欲しいなぁ。2013/11/17
しらたま
17
買ったのになかなか読む気になれなくて「僕ももう、大人になったかな」と思ったけど、読みはじめたら止まらない!僕はまだまだ子どものようです(笑´w`) 前巻でも思ったけど、リゼランド女王夫妻が素敵だ(○´艸`)内容的にはちょっとデジャブを感じるところもあったけど、楽しめました!もう終わりだと思うと悲しい(。>д<)2013/10/31
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