出版社内容情報
かつて織江の命を狙っていた長州忍者・蛇文が、米国の要人暗殺計画に関わっているとの噂を聞いた彦馬と織江。保安官、ピンカートン探偵社の仲間とともに蛇文を追い、ついに、最凶最悪の敵と対峙する!
内容説明
かつて長崎の出島で、死闘の末に鬼藤蛇文を撃退した、くノ一織江。だが最凶の長州忍者は、再び姿を現した。蛇文は意外な人物とともにリンカーン大統領の暗殺を企てているという。計画を阻止すべく、織江と彦馬は演説に向かう大統領の専用列車に同乗するが、広大な大地を駆け抜ける列車は、次々と恐ろしい襲撃を受ける。2人は大統領を守り抜くことができるのか!?話題沸騰の大人気シリーズ「妻は、くノ一」続篇、堂々完結!
著者等紹介
風野真知雄[カゼノマチオ]
1951年、福島県生まれ。立教大学法学部卒。93年に「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まるる
44
終わってしまった。リンカーン暗殺の警護につく彦馬と織江。ほーら話が大きくなってきた!江戸での戦いよりもスケールアップした戦いっぷり!そしてさっくりまとめる風野節。さすがだ(笑) これでもう妻はくノ一シリーズは本当に終わるのかな?スピンオフとかまだまだ出来そうですよね。2015/04/29
金吾
29
すごく読みやすいためあらすじくらいしか覚えていないため再読でありながら新鮮に楽しめます。夫婦の繋がりが良い話になっています。2023/05/02
金吾
28
読みやすくて面白いシリーズですが、最後はあっさりしていました。夫婦助け合うのが良かったです。2022/11/21
厩戸皇子そっくりおじさん・寺
27
『妻は、くノ一』シリーズ、とうとう終わってしまったのだなぁ…私は織江と彦馬達が大好きなのでつくづく淋しい。またNHKがドラマにしてくれたら更なる番外編を書いてくれるのだろうか?。本書では第2章『海ン婆』が印象的。謎解き話が多いシリーズの中、雁二郎の妹の人生が何だか良い。切ない。最終章は『暴走特急』。これは大サービスの西部劇だった。肩の凝らない娯楽小説なのに、時々考えさせられる一文があったり。良い。2013/10/18
ichi
23
【図書館本】最終巻。このシリーズ完結です。前巻に登場した雁二郎と思ってした人物は息子でした(笑)リンカーン大統領暗殺を企てていた蛇文。ついに彦馬、織江との対決へ!でしたが、何だかあっけなかったです。2015/02/27