角川文庫<br> 狙撃―地下捜査官

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角川文庫
狙撃―地下捜査官

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041009857
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

警察官を内偵する特別監察官に任命された上月涼子は、上司の鎮目とともに警察組織内の闇を追うことに。やがて警察庁長官狙撃事件の真相を示すディスクを入手するが、組織を揺るがす陰謀に巻き込まれ――!?

内容説明

空手四段の美人刑事・上月涼子は、所轄から警視庁特務監察室への異動を命じられる。任務はキャリア警察官の内偵調査。冷徹で優秀な上司・鎮目竜二警視正のもと、囮捜査などに奮闘する涼子はやがて、公安を裏切った男を匿い、1枚のディスクを入手する。それは14年前の警察庁長官狙撃事件の重要な手がかりだった。隠されていた証拠が示す衝撃の真実とは!?組織の闇に挑むエリートキャリアの勇姿を描いた超本格警察小説!!

著者等紹介

永瀬隼介[ナガセシュンスケ]
鹿児島県生まれ。大学卒業後、メーカー勤務を経て、週刊誌記者に。91年にフリーとなり、事件ノンフィクションを中心に活躍。2000年、長編小説『サイレント・ボーダー』を永瀬隼介のペンネームで発表し、小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

69
本格的な警察小説。刑事vs公安のクルクルと変わる展開が面白い。◆所轄の刑事だった上月涼子は、警視庁特務観察室への異動を命じられる。涼子に与えられた任務は警察官の内偵だ。警察内部の闇を探るうちに、かつて日本を震撼させた警察庁長官狙撃事件へと突き当たる。◆主人公である上月涼子のバックボーンと立ち位置がよく分からなかった。冒頭で述べられている涼子の警察官を志した動機なんかも、後半は何処へ行ったのやら...現実はそんなに甘くないってことか。空手4段の涼子の活躍をもっと描いて欲しかったなぁ。2024/09/11

むう

30
最近お気に入りの永瀬さん、これは文句なく面白かったです☆彡 テレビドラマにもなったそうですが、実際の事件を題材に、陰謀に塗れた警察内部のおぞましい世界を見事に描き切った、傑作エンタメ小説です♪ 主人公の女性刑事・空手4段が、姫川玲子を彷彿とさせる美女で、さらに見てられないほど短気なヤンチャ娘で(笑)、惚れてまうやろ~(爆) 上司のキャリア警視正に徐々に惹かれてく女心の変化も、ページを捲る手が止まらない最大の理由でした^^ というわけで一気読み、ハッピーエンドではなかったですが、存分に堪能しました♪2017/02/09

James Hayashi

25
最近知った著者でノンフィクションを書かれていると思ったが、警察モノでフィクションも扱われている様だ。本作は警察長官狙撃事件をモチーフにしたものであり、なかなかリアル感があり面白味がある。若き女性警官を主人公に扱い、強者警官の中でハンデを描いている面もアクセントがありいい。ちょっと奇抜なアイディアと結末は疑問符だが、TVドラマ化されたなかなかなモノ。2020/05/28

きあら

20
所轄に飛ばされていた上月涼子は、突然警視庁特務監察室へ配転を命じられる。囮捜査を経て鎮目の信用を得た上月は、やがて警察庁長官狙撃事件の闇へと巻き込まれてゆく。10年以上前に刊行された本なので少々古臭くも感じられるけど、この雰囲気は嫌いじゃない。上月のキャラも良かった。2023/01/06

流花

16
初 永瀬隼介作品。空手四段の女性刑事の活躍と期待し過ぎてたからでしょうがまあまあかな…という感じです。ストーリーは面白いのですが、人物それぞれの思考が短絡的と言うかエッ⁉︎それで納得しちゃうの⁈みたいな所がたくさんあってちょっと残念。2014/06/29

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