出版社内容情報
かつて殺し屋集団として名を馳せた”山瀬組”のメンバーが集結した。般若組に追われる少女を守るため戦いに身を投じるうち、再び彼らの血が騒ぎはじめる。たった七人で暴力団に挑む、熱き男たちの物語。
内容説明
人間の海、東京に埋もれていた伝説の殺し屋5人が、少女を守るため再結集した。死闘を続ける彼らのもとに、般若組の本家・一誠会会長急死の報せが舞い込む。後継者争いに乗じて反撃に出た山瀬は、一誠会総員が集う本葬会場を襲撃する。残り少ない余命を燃やし、日本最大最強の組織暴力団に対する山瀬を待っていたのは、過去につながる暗き因縁だった―。生きるとは何か?魂の再生を問う、老いを拒否した男たちの物語。
著者等紹介
森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年熊谷市生まれ。青山学院大学卒。10年に及ぶホテルマン生活を経て作家となる。江戸川乱歩賞・日本推理作家協会賞・角川小説賞・日本ミステリー文学大賞・吉川英治文学賞を受賞。推理小説の他、歴史小説・ドキュメントにも作風を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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