角川文庫<br> フィフティーン・ディジッツ

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角川文庫
フィフティーン・ディジッツ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 439p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041009734
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

事務所資料でひと儲けしようと、コピー係に声をかけた弁護士。危険な儲け話、架空口座に必要なのは、15桁のパスワード。仲間5人で3桁ずつ、それぞれが人生を託し入力した暗証番号だが。

内容説明

コピー・センターの資料から情報を得て、株でひと儲けしようと、不良弁護士に声をかけられたコピー係のリッチ。恋人のためにまとまった金を必要としていたリッチは、危険過ぎる儲け話に3人の同僚を巻き込んだ。口座操作に必要なのは、15桁のパスワード。仲間5人、それぞれの人生の秘密を託し決めた3桁の数字。作戦はあっさり成功したかに思えたが―。巨額の富に、運命は急転直下!緊迫感溢れる、クライム・サスペンス。

著者等紹介

サントーラ,ニック[サントーラ,ニック] [Santora,Nick]
ニューヨーク市クイーンズ区生まれ。コロンビア大学のロースクールを卒業後、弁護士として6年間法律事務所に勤務。初めて書いた脚本がニューヨーク国際インディペンデントフィルム&ビデオ映画祭コンペティションで最優秀脚本賞に。2007年、初の小説、『SLIP&FALL』が、アメリカ全土でベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みゃーるす

2
最大手弁護士事務所のコピー係たちが何かの犯罪に関わり「破滅」することが冒頭から示されていて、その予告がどう現実のものになるかが引きになっている。同時にそれぞれの抱える事情のやるせなさは犯罪に向かう理由としては十分な説得力を持っている。展開は緩やかではあるしサプライズもないのだが、犯罪小説というよりはノワール方向の青春小説としての魅力を担保しているというか。ラストのひねりといい、注目度は決して高くないだろうけど、読んだ人はちょっと話したくなる作品だと思う。2013/09/13

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