角川ホラー文庫<br> 現代百物語 殺意

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角川ホラー文庫
現代百物語 殺意

  • 岩井 志麻子【著】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 角川書店(2013/06発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041008874
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

奇妙な古着。事件現場の臭い。死んだはずの×子からかかってきた電話。絶対に使ってはいけない部屋。ただそこにいる「誰か」――。ふとした違和感にこそ、恐怖は潜む。大好評の実話怪談、第5弾!

内容説明

不思議な偶然が繰り返される女。いつの間にか入れ替わってしまった噂話。淫猥な生霊。延々と食べ続ける女。歪んだ正義感に駆られた人々の暴走。風に乗って窓から入ってくる「死んじゃえば?」というささやき声…。ある日ふと感じた不安や違和感の正体は、もしかするとあなたに向けられた強烈な殺意かもしれない。著者が各所で聞き集めた奇妙な話の中から、選りすぐられた99話を収録。大好評の実話怪談シリーズ、第5弾。

目次

極限状態での意外な行動
腰に抱きつかれた女
ある社長の透視能力
派遣型風俗嬢の恐怖
繰り返される偶然
古着に絡まった「念」
死の臭い
座敷にはアレがいる
あるフリー編集者の依頼
忘れ物のペンケース〔ほか〕

著者等紹介

岩井志麻子[イワイシマコ]
1964年、岡山県生まれ。99年、短編「ぼっけえ、きょうてえ」で第6回日本ホラー小説大賞を受賞。また、同作に書き下ろし3編を加えた同題の短編集が、ジャンルを超えた質の高い作品性を支持され、第13回山本周五郎賞を受賞する。恋愛小説『tr´ai c^ay(チャイ・コイ)』で第2回婦人公論文芸賞、『自由戀愛』で第9回島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みくろ

49
もう岩井さんの現代百物語も5冊目なんですね。ネタが弱くなるとか似たような話が多くなるとか怪談集のシリーズではありがちな事ですが、さすが岩井さん、彼女の周りの変な人は滞らない。虚言癖や妄想などその手の話が多いのは否めないが、だからといって全部同じパターンかというと不思議とそうでないのがすごいところ。個人的に今作では「401号室の女」「彼の名を呼ぶ声」「危険な孤独感」が怖かった。後から考えると…という話はやはりゾっとする。岩井さんと恐怖のツボが似ているのか毎回楽しめるシリーズなので今後も読み続けようと思う。2016/01/11

HANA

46
実話怪談第五弾。相変わらず心に引っかき傷を残しているような話が勢揃いしてるなあ。生霊とかの話が多いが、この手の話でもっと怖いのは想いを受け取る側も、どう考えても世間一般から見て正常とは言い難い人物の多いところ。『東京伝説』みたいな派手なサイコさんは出現しないものの、街角を曲がるとふいにそこに立っている。そんな身近な危ない人物がてんこ盛りの作品集でありました。ちなみに一番印象に残ったのは正義感から暴走していく人々。ネット上でもマスコミでも社会運動でも、こういう人物多々いるからな~。2013/06/25

坂城 弥生

45
『正義感』の話が一番怖かったかも。数話あったけど、「本人の中では正義と思っている」というのが、最近の世相にもあるよな…と思う。2021/02/11

pulpo8

20
シリーズ第5弾。第4弾が当たりだったせいか、平常運転に戻った感じがして物足りない気も。話と呼んでいいのかも微妙な考察が増えた。面白くは読めるんだけどね。「第二十話 一晩百万円のオバアサン」「第三十六話 女になりたい男の妄想」は強烈。考えさせられるのは「第三十話 死神」「第四十七話 ある女流漫画家の兄」「第八十六話 彼女が心を開いた方」結果によってもどちらに肩入れするかによっても見方が変わるっていうのは面白い。小説で読みたい深さがある。ところで第九十四話の自分の実話怪談は全て創作と告白した作家は誰なんだ…。2017/08/17

☆kubo

20
いつものごとく、幽霊より生霊やヘンな人達の話が多かった。だから怖いというのとはちょっと違うかな。例の占い師の話は少なめ。それにしても岩井さんの周りにそういう人集まりすぎでしょ(笑)2013/07/02

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