出版社内容情報
秀吉に死を。花の家元、池坊専好の命をかけた仇討ち!厚き友情と信頼で結ばれていた、花の名手・池坊専好と茶の名人・千利休。しかし秀吉の怒りを買い利休は非業の死を遂げた。専好の秀吉に対する怒りが増していく。そんな専好に秀吉への復讐の機会が訪れる…。
鬼塚 忠[オニツカ タダシ]
おにつかただし●1965年鹿児島生まれ。大学卒業後、2年間かけて世界40か国を放浪。イングリッシュ・エージェンシーを経て、01年に作家のエージェント、アップルシード・エージェンシーを設立。人気作家をかかえる。自身の著書も多数。
内容説明
花の名手・池坊専好と茶の名人・千利休は互いに認め合い深い友情で結ばれている。ところが利休は豊臣秀吉の命で非業の死を遂げた。専好は花に救われ立ち直ったが、周りの罪なき者たちが、またもや秀吉のせいで命を落としていく。怒りに震える専好は秀吉への仇討ちを決意した。それも刃ではなく花を用いた方法で…。美と誇りを守り通した男たち。華道家元・池坊に伝わる史実をもとに描かれた感動の物語。
著者等紹介
鬼塚忠[オニツカタダシ]
1965年鹿児島市生まれ。大学在学中から世界放浪の旅を始め、40ヵ国を巡りながら世界各地で働く。帰国後、海外書籍の版権エージェント会社で働き、のちに独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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