出版社内容情報
ふるさとに恋する観光小説!とある県庁に生まれた新部署「おもてなし課」。若手職員・掛水は、地方振興企画の手始めに、人気作家に観光特使を依頼するが、しかし……!? お役所仕事と民間感覚の狭間で揺れる掛水の奮闘が始まった!
有川 浩[アリカワ ヒロ]
著・文・その他
内容説明
とある県庁に生まれた新部署「おもてなし課」。若手職員の掛水史貴は、地方振興企画の手始めに地元出身の人気作家・吉門に観光特使を依頼する。が、吉門からは矢継ぎ早に駄目出しの嵐―どうすれば「お役所仕事」から抜け出して、地元に観光客を呼べるんだ!?悩みながらもふるさとに元気を取り戻すべく奮闘する掛水とおもてなし課の、苦しくも輝かしい日々が始まった。地方と恋をカラフルに描く観光エンタテインメント。
著者等紹介
有川浩[アリカワヒロ]
高知県生まれ。第10回電撃小説大賞『塩の街wish on my precious』で2004年デビュー。『植物図鑑』『キケン』で、2年連続ブクログ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 6件/全6件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れみ
646
高知県を舞台に県の観光を活性化しようと奮闘する人々のお話。旅のお供として持って行って読んだので、尚更色々考えさせられた。けど…それはそれとして、登場人物たちの恋模様がまたキュン死にしそうに甘くて可愛くてニヤニヤが止まらない(^^)この週末から映画も始まってるけど見に行くのが凄く楽しみ♪2013/05/12
チェシャ猫
601
最初読んで 耳が痛い(目??)内容でした。あれは公務員体質じゃなく、お客から遠かったら一般企業でもあんなもんですよ。例えば、本社様と言われてるところとか・・・(自虐あり)。最後どんなふうにして終わるかと思ったら そう来ましたか。おっちゃん 男前やなぁ。掛水・多紀ペアよりも喬介・佐和ペアがどうなったか気になります。2014/07/17
seacalf
571
有川浩さんの小説は馴染みのない世界でもするすると読みやすく提示してくれるから好き。高知の県庁に実在するおもてなし課を舞台に繰り広げられる観光&お仕事エンターテイメント。相変わらず恋愛パートは甘味成分たっぷりのくすぐったい描き方だが、それに目をつぶっても今回も見せ方が、盛り上げ方が、まとめ方が舌を巻くほど上手いこと。当然ながら高知の良い所もふんだんに紹介してくれるので、まだ行ったことがない身としては旅情を激しく掻き立ててくれて嬉しい限り。映画化のタイミングで出版された『有川浩の高知案内』の方も読んじゃおう。2019/09/22
佐々陽太朗(K.Tsubota)
539
どうして、こがーにしょうえいんかにゃ。有川浩ち、まっこと凄いおなごし作家じゃ。もう読み出したら止まらんき。おまけに知らんうちに土佐弁がうつってしもうたがよ~、なにかおかしい気分じゃ。すっかり睡眠不足にじゃったが、そげなこととかねやんでもない。つぎは『カツオ人間写真集』、ついでに『有川浩の高知案内』も読むつもりぜよ。なにせ今月の二十一日からの三連休は高知をチャリで走るつもりやき。待っちょってくれ、はちきん!2013/09/01
しゅわ
517
【図書館】高知県に発足した「おもてなし課」とそれをとりまく人達の物語。映画化の影響なのかな?思っていたより早く文庫本になったので、単行本に続いてひさびさの再読でした。ストーリー等はまだシッカリ覚えていたので、今回は2カップルのベタ甘具合と、ツンデレ吉門さんのかわいさを思いっきり堪能しながら…またもや一気読みでした。あとがきを拝見すると、この本をテキストにする自治体があったり…映画化だけでなくひろがっているんだなぁ~としみじみでした。2013/05/04
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