出版社内容情報
「無理ですって! だって私は女ですよっ」貧乏貴族の里桜のもとに、名門貴族・白虎家の当主が訪ねてくる。突然跡継ぎだと言われ、里桜は病弱な姉の薬と引き替えに、「男」として帝候補の男性たちと生活することに!?
内容説明
「お前は今日この時より、女を捨てて、男として生きるのだ」帝のもと、青龍・白虎・朱雀・玄武の四家が治める陽真乙国。貧乏貴族の娘・里桜を、白虎家の当主が訪ねてくる。突然跡継ぎだと言われ、里桜は病弱な姉の薬と引き替えに、男として帝候補の男性たちと生活することに!さらに、端正な美貌の青龍家の跡継ぎに「さっさと都から出て行くがいい」と脅されて!?女とバレれば一族追放!危ない男装生活、開幕。
著者等紹介
伊藤たつき[イトウタツキ]
熊本県出身。第4回角川ビーンズ小説大賞にて“奨励賞”受賞。2007年「アラバーナの海賊たち」シリーズでデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あっか
57
「後宮香妃物語」続刊中の作家さん、こちらの作品の評判が良いと聞いて早速♪平安時代をベースにした典型的乙女ゲームタイプの逆ハー!…好きです。笑 ふし遊世代なので四神も好き( ´ ▽ ` )全巻一気買いしたので表紙である程度大局は分かっちゃいますが、ツンデレな青氶、遊び人直球口説き系の朱咒、寡黙武人で支える系の鵬玄…と好み別に選り取り見取り。でもわたしは全て読んだ上で毒舌でも主人公1番愛してる系の想月が今のところトップですけどね!笑 次点が鵬玄(≧∇≦)素直に続きと結末が気になるので楽しみながら読み進めます♪2019/05/04
ダージリン
18
女とバレれば一族追放ということで、男装少女の話。普通は「バレるだろう」とつっこみながらも、大好物です(笑)。四神に対応した、他の三家の跡取りがどの人も一癖あって素敵(笑)。シリーズ物みたいなので、次も待ってます!2013/04/06
紅羽
8
新刊が出る度に買っていたのですが、この一巻ですら中々読めずに積んでいました。もっと早く読んでいたら良かったかな。面白かったです。男装ヒロインものですが、不思議なほど女の子とはバレない(笑)肌を見せるのを傷があるからと頑なに拒否しても、結構あっさり納得しちゃう青丞が鋭そうでいて鈍いのが愉快でした。2014/02/06
梅みかん
7
想月、これからどうなるの? 2019/06/01
凍矢
7
読んでて、すんごく読みやすかったです。女とばれないか、どう回避するのかが面白くて。このまま良い感じで続きも読めると良いな~!2015/10/12