角川文庫
一葉恋愛日記 (改版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 210p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041007044
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0195

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Aminadab

21
「恋愛」は販促の贅語、一葉日記のうち読み物として読めるラスト2年分を全収録。「たけくらべ」が元祖アイドル小説だとすれば、一葉は現代ラブコメでいう「おもしれー女」の元祖だ。編者和田芳恵は決して一葉を「聖女」扱いにしない。学歴ほぼゼロで天才少女をこじらせた結果の、中二病、陰謀論、超賢い「おばちゃん」要素がこのテキストには横溢している。怖いのは、他人が気を抜いて喋る内容をこの人が逐語的に記憶していること。後半の緑雨と露伴の迂闊な長広舌はすげえ恥ずかしいぞ。そしてこういう地雷を絶対踏まないのが鴎外という人なのだ。2023/10/12

双海(ふたみ)

18
一葉さんの日記、以前読んだことがあるので今回はななめ読み。ここに写っている書影よりも、私の持っている本のカバー絵のほうがいいなと思う・・・。2014/05/26

なつき

2
『一葉恋愛日記』読了。樋口一葉の、二十二歳から晩年までの日記を集めた文庫(角川文庫クラシックス)。樋口一葉はな、たけくらべが好きなんだよな、たまらなく。幼いころにはよく親しんだものです。お仕事で古文も教えてるおかげで、まあまあ原文でも読めるようになってる自分に気がついた。ばんざい。2019/01/05

KAZ

0
**+ 一葉が早世する3年前からの日記。その毎日をたどりつつ、ふと、あと2年か…、あと1年で…と、思うこと多々あり。駄菓子屋時代、作家デビュー、それらが活き活きと描かれるほどに切ない気持ちになる。一葉がそのことを、何も知らずに書いているのがまたやりきれない。18042018/04/10

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