角川ビーンズ文庫<br> 藤陵学院の花嫁―万葉の桜と橘の宝玉

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角川ビーンズ文庫
藤陵学院の花嫁―万葉の桜と橘の宝玉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 269p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041005996
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

陰の花嫁、そして陽の花嫁の謎がすべて解き明かされる。運命の完結巻!!

史の目の前で昂に連れ去られた真十。史のことを想いながらも、陰の花嫁であるため、戻ることもできず、常璽宮で過ごしていた。そんな真十に天探女が昂と史の過去を語る。すべてを知った真十が選んだ運命は――!?

内容説明

真十、おまえに、俺のとなりを選んでほしい―。藤原史の目の前で、葛城昂に「常璽宮」の本拠地に連れ去られた「陰の花嫁」の広瀬真十。「常璽宮」の総帥・昂と結ばれる運命である真十だったが、史への想いを忘れられない。そんなとき昂の部下・天探女が真十に襲い掛かる!!一方、史は「神祇部」のため「陽の花嫁」の石見ハルカとの婚姻を迫られていて!?キケン度120%の学園ラブ・ファンタジー、激動の完結。

著者等紹介

西本紘奈[ニシモトヒロナ]
10月23日生まれ。大阪府出身。第5回角川ビーンズ小説大賞優秀賞受賞。『紅玉の契約 宗主さまの華麗な戴冠』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紅羽

7
完結巻。怒濤の展開の連続でした。何だか最後まで史に感情移入出来ないままだったかも。昂にもっていかれた感が強いです。ラストは一応ハッピーエンドでしたが少し余韻を楽しみたかったです。2013/06/19

あめりんご

5
今回はかなり詰め込まれているので展開が早いです。この話の中心は昂だと思います。 昂の内面や生い立ちがぼんやりと…でもしっかり書かれている反面主役二人は相手を思うあまり相手が見えていないというもどかしい展開が最後まで続きます。 昂の救われなさや優しさが切ないし、真十の鈍さに終始やきもきさせられました。史はなんだか影が薄い気もしました。 この巻でまとめる為でしょうが伏線の回収もあっさりでしたし、真十の父親に至っては唐突に現れるので違和感がありました。 舞台や設定は非常に好みだった分これで終わりなのが残念です。2012/11/30

花野

4
こ、昂さんにやられました…。おいしいところも苦いところも全部彼に持っていかれた感がする。詰め込んでざくっと良い後味を少し残しつつ終わってしまいましたが、個人的にはもう少し彼らのその後のエピローグが読みたかったなあと思わずにはいられない。これで完結とはなんとも切ない。2013/05/21

星嵐哀

4
終わってしまった…という感じ。もう少しじっくり読ませてほしかったなあ。昂はなかなか見せ場があって良かったとは思うけど、史がヒーローの割に扱いがぞんざいだった気がする。昂のためにも主人公カップルのラブをもっと深めてほしかった。2012/12/15

うさぎや

4
完結。そうきたかー……。昴以上に高安がおいしいところを持って行った感がすごい(笑)。2012/12/02

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