角川文庫<br> クリストファー男娼窟

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角川文庫
クリストファー男娼窟

  • 草間 彌生【著】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 角川書店(2012/10発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 208p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041005163
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

文学新人賞を受賞、選考委員の絶賛を浴びた短篇集!

造形美術の第一人者として世界の注目を浴びる著者.。八十年代、自分の魂を探りNYに生きるゲイの性愛を描き、新人文学賞を受賞した傑作が、現代に蘇る! 愛に飢えた青春の痛みを、耽美な文章で綴る。

内容説明

N.Y.、クリストファー街の夜、男娼は恋を囁き、情欲に身を委ねる。金のために身を売るヘンリーの、虚ろな慚愧。ドラッグに溺れた男娼が見たものは―。大人になることに、漠然とした怖れを抱えるキーコ。女に溺れた父、そしてママコの折檻。不毛の愛の数々、キーコは離人幻覚に囚われる―。妻の死体と三十日暮らした男は、若き恋の思い出に身を委ねた。一途な情動、行き場のない魂を濃密に綴る傑作小説集。

著者等紹介

草間彌生[クサマヤヨイ]
前衛芸術家。小説家。10歳の頃より水玉と網模様をモチーフに絵を描き始める。1957年、渡米、「無限の網」の絵画、環境彫刻を発表、多数のハプニングを行う。68年、自作自演映画「草間の自己消滅」で数々の映画祭賞を受賞。73年、帰国。83年、小説「クリストファー男娼窟」で第10回野性時代新人文学賞。2000年、第50回芸術選奨文部大臣賞、外務大臣表彰。01年、朝日賞。02年、紺綬褒章。03年、フランス芸術文化勲章オフィシエ受勲。06年旭日小綬章。高松宮殿下記念世界文化賞(第18回)絵画部門受賞。09年、文化功労章。12年、アメリカン・カカデミー・オブ・アーツ&レターズ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

24
草間彌生さんは大好きな芸術家です。草間さんが書かれるお話も、原色の狂気でくらくらしました。幻覚を文章で読んだのは初めてで、このように描かれるのだと思いました。鮮やかな生と性でした。2015/10/24

紫羊

21
もしかしたら既読かもしれないと思いつつイベントにて購入したが、読み出してすぐに初読であることに気づいた。これは一度読んだら忘れるはずがない。ニューヨークの男娼窟を舞台にした表題作よりも、日本の地方都市で繰り広げられる家族の歪な愛憎劇の方が強烈だった。文字を連ねるというよりも色を重ねて作り上げられたような作品だ。読みながら何度か津原泰水を思い出した。2023/10/08

からっぽな蛙《真梨江》

19
タイトルに惹かれて手に取ったら草間彌生の著作でびっくり!表紙のインパクトにまたびっくり!!ww そして…、内容の圧倒的なパワーにまたまたびっくりしました。強烈な性と死の、どす黒いパワーに溢れている作品。幻想の描写が鮮やか過ぎて、読んでいるこちらまで眩暈がしてきそうでした。実際、読んでいる間頭がぐるぐるして気持ち悪かったです。その感覚は、まさに麻薬のbad trip。芸術家の作品らしく、小説として文字として読んじゃダメなんだなぁ…。草間彌生の激流のような色彩のイメージに翻弄されてぐったり_(:3 」∠)_2013/07/19

Tαkαo Sαito

18
小説として読まないという解説が一番しっくりきた。とにかく読み辛い笑。読む絵画というカテゴリに近い、初めて読む文体で凄まじかった。表題作のクリストファー男娼窟は良かった。2023/02/26

Yuri

16
こんな文章書かれるのですね。なかなかの衝撃です。表題作と『離人カーテンの囚人』『死臭アカシア』の三作。何れも性と幻惑とが交錯する物凄い世界観。自分自身の読むタイミングで印象がガラリと変わりそう。2024/07/30

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