出版社内容情報
帝都の闇に巣喰うもの……
帝都・東京。弱小出版社に勤める職業婦人の御山さくらは、担当の美形人気作家・祀月令徒とともに新たな事件の解決に乗り出すが、そこには月光を浴びて変異する人外の者の姿があって――。シリーズ衝撃の第2弾!
内容説明
魑魅魍魎の跋扈する帝都・東京。主演に抜擢された女優が次々に行方不明および死亡するという、いわくつきの舞台『宵の歌姫』の上演が決まった。この不吉な作品の裏に“堕ちた月の民”の関与を感じた作家・祀月令徒は、“月神”憑きの自動人形・朔と共に謎の解明に乗り出す。一方、令徒の担当編集・御山さくらは、公園の樹上から不思議な男の歌声が流れてくるのを耳にする。だが声の主の姿は見えず…。戦慄のルナティック・バトル。
著者等紹介
司月透[シズキトオル]
東京都出身。音大卒業後、紆余曲折を経てライターの道を選択。ドラマCDの脚本等を手掛けるようになる。『帝都月光伝』で小説家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じゅんぢ
8
どうせなら続編が出てから読めば良かった。続きが気になる。2017/05/05
紅羽
6
ため息が出るくらい雰囲気のある表紙ですね。また最初から読み返したかったのですが、前作を手放してしまった事が悔やまれます。今回は令徒のさくらへの気持ちの揺れが垣間見れて、ちょっと心の中でニヤニヤしてしまいました(笑)さて、少しずつさくらの秘密が分かってきましたが、他にも気になる事が出てきて、次にどうなるのか凄く気になります。2013/02/02
灯花
4
表紙が素敵!さくらに対する令徒のヤキモキしてるのがgoodです~(*^_^*)続き、今度は早く出てほしい。 ★★★★☆2013/02/13
雪璃
3
令徒さんに恋敵現れる。ホラー文庫で出てるのが不思議。内容はライトノベルです。設定、舞台ともに好みです。今回で色々と伏線が張られたみたいなので出来れば一年以内に続きが読みたい。2013/02/03
美也子
3
相変わらず角川ホラー文庫で出るのに違和感があるけど、ストーリーはやっぱり面白いし、登場人物も良い。特に令徒さんの無自覚な嫉妬には萌えさせてもらいました。もう、ほんとさくらちゃんが好きなんですね(*^o^*) そして、なんとなくさくらちゃんの秘密が読めてきましたが、次回辺りに明かされるのかな。次回にも、とても期待してます。2013/01/30