感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
R2
10
文字がそこに書いてあるだけで、全く日本語が分からなかった。本が嫌いだった時の昔の自分に戻ってた。この著者も同じ日本人なのかと面面ってしまう程だったけど、古典を理解出来なかった自分がいけない。反省はできるけど、再読する気力もないな。2015/05/06
夏目
8
表紙に惹かれて買った!!なんだか読みずらいのが第一印象だった.でも,内容はしっかりしていたので楽しめた. 2011/05/19
ハム太郎
2
雅文だとか和文だとかいう、なんでも平安時代に用いられた文体でわざわざ書かれている。知らずに読み始めたが強引に読了。細部はほとんどわからなかったが大筋くらいは捉えられた。異国の地での恋愛をテーマにするなど、新時代幕開けの息吹というか、当時の若者の気概といったものが感じられる。2013/04/10
よみこ
2
初森鴎外。「舞姫」、「うたかたの記」が好きかな。ドイツ三部作がすべて収録されていて、とっても満足です(^^)/まさかここでCLAMPさんの絵と出会えるとは笑2012/06/17
きじとら
2
文語体で綴られる、4つの悲恋の物語。web辞書を駆使して読了。細部の意味を誤解しているかもしれませんが。読み解きがやや難しいものの、流れるような美しい文章。美しい物語でした。言語の部分で敷居を感じてしまったり、「舞姫」が“仕事か恋人か”という今ではありふれた問題を初めて世に問うた小説であるとする解説を目にしたりしますと、しみじみこの作品が経てきた時間のことが思われます。私達は、決して“当時”の読者と同じ感覚では、この作品を読めないのだなあと。そして私達の感覚も、いつかは過去のものになるんだなあと。2012/04/20