角川文庫<br> 恋は愚かと―姫は、三十一〈2〉

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角川文庫
恋は愚かと―姫は、三十一〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041002476
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

モテ年のお姫さまの珍騒動!? 「姫は、三十一」シリーズ第2弾!

赤穂浪士を最後に預かった大名家で発見された奇妙な文献。そこには討ち入りに関わる驚愕の謎が記されていた。文献をめぐり殺人事件も発生。謎と事件に右往左往する静湖姫の前に、また素敵な男性が現れて――。

内容説明

「もの凄いモテ年になる」―。おかまの繁蔵の占いどおり、静湖姫の周りには次々と素敵な男性が現れていた。そんなある日、赤穂浪士を最後に預かった大名家で奇妙な文献が見つかったとの報せが。そこには討ち入りについての驚愕の新事実が記されていた!さらにその記述にまつわる殺人事件も発生。新事実と事件の調査に右往左往する静湖姫の前に、また素敵な男性が現れて―。人気沸騰の「姫は、三十一」シリーズ第2弾。

著者等紹介

風野真知雄[カゼノマチオ]
1951年、福島県生まれ。立教大学法学部卒。93年に「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

初美マリン

88
ただ楽しむだけに読んだのに、本というものは凄い。忠臣蔵の蔵は、おろかにも大石内蔵助のことだと初めて知った!イロイロな事を教えてくれる2019/01/20

豆乳くま

39
三十八万四千年に一度のモテ期襲来、とおカマの繁蔵の占いは本当かも。今回は忠臣蔵を新たな角度で切り込む静湖姫。事件で会う人会う人を虜にする姫、しかし調子に乗る訳でもなくそこは冷静。だてに三十一年生きているわけでは無い(笑)八丁堀の同心、いま光源氏と言われる旗本の甥、戯作者、鳥類学者、札差、売れっ子瓦版屋、歌舞伎役者、忠臣蔵マニアの大店の若旦那、十五万石の松山藩の三男、そして堀部弥兵衛の霊まで静湖に夢中です。静湖の歯に衣着せぬストレートな発言の全てがツボ。電車で読むのは危険。2015/04/09

国士舘大学そっくりおじさん・寺

31
おお、1巻よりも面白い!。今回は忠臣蔵殺人事件といった内容。芝居の最中に殺された役者と忠臣蔵の真相の二つの謎を解く静湖姫。前回出て来たメンバー達もそれぞれの持ち味を生かしながら登場。お姫様名探偵といった気楽さが楽しい。チャンバラもきちんとある。オカマの繁造さんの名言「馬鹿ね。恋で幸せになんかなれっこないじゃない」なんてのも飛び出す。今回も楽しかった。2013/06/04

まるる

28
新解釈・忠臣蔵それにからむ殺人事件。今回も姫様の推理が光る!面白かった~♪  雁二郎が元気そうで何より。坊城先生「きのこ」って(笑) 剛三郎のイメージは松岡修造。姫様ますますモテまくりで今回は幽霊にまで!でも押しなべると1万年に一人とかwww オカマバーで閉めるのがこのシリーズのスタイルなのね。静湖姫と飲み友達になってオカマバーで飲みたいわ。2013/06/12

ベルるるる

27
和歌の師匠が、「松、竹、梅の評価の下にきのこを作ります。姫の三首は、きのこ!きのこ!きのこ!」って言う場面で、爆笑しちゃいました^^2016/07/16

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