出版社内容情報
松岡 圭祐[マツオカ ケイスケ]
著・文・その他
清原 紘[キヨハラ ヒロ]
イラスト
内容説明
水平思考―ラテラル・シンキングの申し子、浅倉絢奈。きょうも旅先で発生するトラブルを華麗に解決していたが…予期せぬ事態に遭遇してしまう。聡明な絢奈の唯一の弱点があきらかになった。そして姉との埋まらない溝に加え、恋人のはずの壱条那沖との関係にもヒビが入り、公私ともに絶不調。香港へのツアー同行を前に、絢奈は閃きを取り戻せるか?人の死なないミステリ最高峰、書き下ろしαシリーズ第2弾。
著者等紹介
松岡圭祐[マツオカケイスケ]
1968年12月3日、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作『千里眼』シリーズは累計628万部を超える人気作となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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どんちん
138
最後までテンポよく読めた。が、全てがラテラルだとちょっと厳しいかな。知識・知恵として知っているからならでは、というウンチク系もあった感じもしたが、これもラテラルと言われるとどうなのだろかと思えてしまう。まぁそんな細かなことはさておき、姉妹の仲もいわゆる普通となり、今後は姉妹での活躍もきっとでてくるのかなと思うと話の展開に広がりを感じ、とても楽しみである。それにしても添乗員という仕事は本当に大変なんだなと、実感w2014/10/19
ひめありす@灯れ松明の火
105
問題が解けるとちょっと楽しくなるパズルみたいな展開の嬉しい二巻目。硬派な美由紀に比べて、絢奈も莉子も今時の女の子でちゃんとラブの展開が早いのが嬉しいですね。何回か恋っぽい物をしつつもあんまり幸福な恋愛をしていない美由紀にちょっと分けてあげてくださいな……。今回は上海カジノのお話と、悩める絢奈ちゃんのお話でした。うん、確かにあれは一週間かけないと習得できない技術ではありますね。乃愛お姉ちゃんは絢奈のお姉ちゃんだけあって、なかなかの博識でありました。最後のシーンはお姉ちゃんの面目躍如という所。凛々しかったです2013/02/14
そのぼん
104
ちょっと抜けたところもある添乗員の女性が主人公のシリーズ第2弾。受験生の合宿や香港へのツアーの話など、盛りだくさんでした。キャビン・アテンダントをしている姉とのエピソードも入っていて、何となく上手くいっていない家族間の溝も、この調子で埋まればいいなぁと思いました。2012/12/25
忠犬じろレポ
103
気分が少し、へこんでるときに、この本を読むとすっきりとします。(^-^)冒頭絢奈に試練がすり注ぐ。壱条家のエピソードは予想してたとおりでしたが。最後はLateral thinking全開! 確かに難事件ばかりですね。 那沖との関係も良好。姉との関係も好転し時間以降の展開がとても気になります。ここまま3巻に突入。(^-^) 2014/01/18
pachi
87
良い!イッキ読み\(^o^)/2015/08/11