角川文庫<br> マリリン・モンローという女

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角川文庫
マリリン・モンローという女

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  • サイズ 文庫判/ページ数 528p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041001967
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

新たな視点から描いたハリウッド美神の悲劇、決定版!

大リーガー・ディマジオの苦悩、大作家ミラーの弱点、大統領ケネディの秘密を見つめたセックスシンボル。繊細な魂が、成功の階段を上りながら求め続けたものは――? 慟哭の長編小説!

内容説明

愛されること、それこそはノーマ・ジーンが長い間望み、一度も叶えられたことのない夢だった。自分に自信がなく、人生にも絶望していた―。繊細な魂を胸に秘め、大リーガー、ディマジオと結婚、大作家ミラーと恋愛、また大統領ケネディの愛人となり、彼らの秘密を見つめ続けた世界の恋人マリリン・モンロー。成功の階段を上りながら求めたものは何だったのか?新たな視点で描いたハリウッド美神の悲劇、決定版。

目次

第1章 少女期
第2章 結婚期
第3章 上昇期
第4章 女神となる
第5章 変質期
第6章 動乱期
第7章 完成期

著者等紹介

藤本ひとみ[フジモトヒトミ]
長野県飯田市生まれ。西洋史への深い造詣と綿密な取材に裏打ちされた歴史小説で脚光を浴びる。フランス革命からナポレオンの時代を主な題材にすえ、秘められた歴史に光を当てた作品が高い評価を受けている。パリに本部を置くナポレオン史研究学会の日本人初会員。フランス政府観光局親善大使を務め、現在同名誉委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

14
有名な女優の話です。多重人格だというのはこの本のなかでは理解できる話ですが、実際はどうだったのでしょうか? ディマジオとの話と悲劇ではないラストが良かったです。2023/10/30

ち〜

7
マリリン・モンローは、好きな女優さんです。セクシーばかりがアピールされる彼女ですが、お芝居も上手いと思っていました。本著に描かれたような多重人格があったかどうかはわかりませんが、徐々にスターの階段を登って行くのとは真逆に、幸せとは縁遠い私生活とのギャップが、時間軸にそって丁寧に描かれているので、読みやすかったです。他の方が書かれた作品も読んで見たいです。それにしても、大スターは幸せな生涯を送れた人は少ないのかな。2015/05/15

井戸端アンジェリか

6
ジャケ買い。伝記だと思ったら小説らしいぞ読始。彼女が多重人格だったように話は進んで行くが、少女時代の悲しさや仕事のお礼を求められる件を思うと、別人格でもなければやり切れないでしょ!と納得できてしまう。こんなにも美しく可愛いのに自分に自信がなく幸せじゃなかったんだね。 読後にウィキペディア等で調べてみたら忠実に近い小説だった。ディマジオとの再婚が間に合っていたら死なずにいただろうか2013/02/03

Takako

3
これで終わり!?っていうラストでした。マリリン・モンローがどんな女性だったのかは、痛いほどよくわかりましたが。ほんとうに、痛いほど。この本に出てくるマリリンの出演作をすべて、たどってみたいと思いました。今週末公開の映画『マリリン7日間の恋』は、どうしようかな。2012/03/19

みかりん

2
ただ幸せになりたくて、誰かに認めてもらいたいために一生懸命なひとだったんだな。もうちょっと、自分を好きになっていれたら、また違った人生もあったのかな?2014/05/06

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