角川文庫<br> 握りしめた欠片

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角川文庫
握りしめた欠片

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041001660
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

つなぎとめたのは、きつく結ばれた家族の絆

正平が10歳のとき、高校2年だった姉の美花が行方不明に。7年後、ある遊戯施設で従業員の死体が見つかる。男の所有していた小型船から出てきたのは、いなくなった姉の携帯電話だった……。

内容説明

東北の都市、海斗市から沖合5キロの泥洞島。7年前、姉の美花が行方不明になった。高校2年だった。それ以降、父は休職し、母は新興宗教にすがる日々。家族は崩壊してしまった。そんなとき、島内にある観覧車から従業員の死体が発見される。被害者の所有していた小型船から見つかったのは、いなくなった姉の携帯電話だった…。複雑に絡み合う事件の真相とは。失った家族の絆は取り戻せるか。心揺さぶる、感動の傑作長編。

著者等紹介

沢木冬吾[サワキトウゴ]
1970年、岩手県花巻市生まれ。99年、『愛こそすべて、と愚か者は言った』で、第3回新潮ミステリー倶楽部賞、高見浩特別賞を受賞。2003年、『償いの椅子』を刊行。高い評価を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オカメルナ

38
「約束の森」がとても良かったので期待しすぎたのか本作は私には合わなかった。ゲートの説明がくど過ぎたし、くどい割に分かりずらかった。裏表紙の「心揺さぶる感動の傑作長編」という言葉に見事に騙されたという感じ。他に素晴らしい作品があるようなので、そちらに期待したい。2015/02/24

choco

24
沢木冬吾の作品の中でも少し軽い感じがする。絆がテーマ。だが、もう少し深くても良かったのになぁ〜と感じる。暗くならず、スラスラ読める作品。2015/03/28

えみ

19
再読。以前読んだ時とはまた違う印象を受けた。初読みは登場人物の理解と、島の様子を頭に描くのに必死になってよく内容がわからないまま読了してしまった。今回は再チャレンジ。ある程度何が起こって、どう展開し、犯人が誰で、自分がこの小説に対してどういった感想を持ったか…予め理解していたので余裕をもって小説の中に入りこめた。未来を信じる正平と未来に絶望した総介。過去の夢と現実の立場のギャップに苦悩する杜間。血で汚れた島を浄化するはずが、血で血を洗うような皮肉な終焉へまっしぐら。血の香る島で壊れた人々の狂気が木霊する。2019/05/13

ヒロ

16
残念ながらかなり酷い内容。無駄に登場人物が多く、個性を持たせるような書き分けも出来ていないので、最後まで名前とキャラが一致してこない。誰の台詞かが判別しにくいシーンもしばしば。過去の事件の内容を伏せたまま、新しい事件も不明なことだらけで進んでいき、終盤まで完全に読者置いてけぼりの展開。我慢して読み進めたが、二つの事件の繋がりも真犯人も、話を引っ張った割にはお粗末過ぎる。情景の描写も稚拙で、全く場面がイメージ出来ない。この作品からたった三年で「約束の森」を書くレベルまで筆力を向上させたことが素晴らしい。2015/05/09

ひまわり*

12
泥洞島という架空の島に起こった殺人事件と、主人公の姉の行方不明事件が、絡み合う…。絡み合っているのか?姉の行方不明に大きな裏はないし。陣地と呼ばれる大きな街(組織)の権力争い…なんだろうけど動機もなんだか…。単なる妬み?何だろう。心揺さぶる、とあるが揺さぶるほど熱さもなく。静かに淡々と進んで、で?で?と思っているうちに終わった印象。登場人物も多すぎて、視点もけっこう変わるためか?読みにくく残念な印象でした。楽しめなかった。2021/02/01

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