角川文庫<br> ピンポンさん

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ピンポンさん

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041000632
  • NDC分類 783.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

孤高の天才オギムラが歩んだ、波瀾万丈人生

日本卓球界の伝説の男、荻原伊智朗。人生のすべてを卓球に捧げた世界のオギムラの波瀾万丈の生涯と、彼を影でささえ続けた一人の女性の日々を重ねて描ききった、珠玉のノンフィクション。

内容説明

かつて吉祥寺で小さな卓球場を営んでいた上原久枝は、荻村伊智朗と過ごした日々を今でも鮮明に覚えている。高1で卓球をはじめ、わずか5年で世界の頂点に立った男は、人生のすべてを競技に捧げた。その後の国際卓球連盟会長就任、ピンポン外交など、62歳で生涯を終えるまで、「世界のオギムラ」が駆け抜けた波爛万丈の生き様と、彼を支え続けた一人の女性の献身。勝負に挑む熱い思いがほとばしる、感動の傑作ノンフィクション。

目次

序章 吉祥寺の空
第1章 やせっぽちの少年
第2章 笑いを忘れた日
第3章 トタン屋根の猫とローレライ
第4章 天才の憂鬱
第5章 ピンポン外交
第6章 地球の中の別世界
第7章 青の悲劇
第8章 夢見る人
終章 残照

著者等紹介

城島充[ジョウジマミツル]
1966年、滋賀県生まれ。関西大学文学部卒業後、産経新聞社に入社。岡山総局を経て大阪本社社会部へ。「武蔵野のローレライ」で第7回文藝春秋Numberスポーツノンフィクション新人賞受賞。2002年からフリーランスになり、『拳の漂流』で03年度ミズノスポーツライター賞最優秀賞、咲くやこの花賞(文芸その他部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

97
荻原伊智朗という一人の卓球選手の物語である。戦後の卓球界を支えた男たちの日々が 蘇る。冷戦の時代のピンポン外交という 言葉がひどく懐かしい。荻原の卓球人生と 並行して描かれる 政治とスポーツの 課題が 現代にも残る…そんな印象の作品だった。2022/08/13

よし

8
荻村伊智朗 「卓球界のすごい人」とは子どもの時から知ってはいたが これほどとは!卓球にかける生き様は、彼が尊敬してやまない宮本武蔵にも匹敵するのではないか。「巨人の星」を地で行く。「大事なのは、まれにみる素質じゃなくて、「まれにみる努力」だってこと・・。」まさに彼は、「人間能力の限界への挑戦」を死ぬまで続けたんだ。「卓球選手にとって一番大切なのは?・・命だ。イコール時間だ。すべの人間に平等に与えられている。世界チャンピョンだって。」不屈の天才だ。圧倒されっぱなし。「渾身の人」熱風がびしびしと伝わってくる。2018/10/01

paseri

6
中学生の時に卓球部でした。でも、荻村さんのことは知らなかったんです。つい先日、職場の方とお話していて、『ピンポンさんって知ってる?日本の卓球界を支えた凄い方がいるんだよ』と、この本を紹介してくださいました。…読めて良かったです。職場の方に感謝です。ここまでストイックに、直向きに、卓球と向かい合って、努力された方がいたなんて。そして、荻村さんを支えた一人の女性。この本は、城島さんの並々ならぬ決意と取材のもとに、読んだ人の心を動かすものに仕上がっているんだろうなと感じました。興味を持たれた方は、是非ご一読を。2021/02/22

にし

6
★★★★★上質なノンフィクション。この人物を、よくぞ本にして残してくれた!と喝采したくなります。 ▼単なる卓球の世界チャンピオンという枠を超え、スポーツを通じて各国の友好を推進させた多才の人「荻村伊智朗」の力溢れる生涯と、その荻村の成長を裏で支えた武蔵野卓球場の「上原久枝」が与える限りない優しさ。 ▼この二人のお互いを思いやる愛情が、このノンフィクションを上質のものにしてくれている。 ▼荻村が活躍をする世界情勢の背景は、勉強になる。戦後の日本の立場も良くわかる。若い人が読むと為になると思う。大推薦!2013/02/28

たみき

6
☆5つ。荻村伊智朗さんのことは知らなかった。こんなにもストイックで卓球のために、国際交流のために骨身を削って下さった方がいたとは。不器用さが時に人と軋轢を起こすが、上原さんの優しさに何度も救われてる。こんなにも人の為に無心に尽くせるものなのか。上原さんへ贈った詩には泣かされた。戦後、荻村さんが遠征先で受けた嫌がらせに正直ショックを受けた。日本は随分嫌われてたんだなあ。先人たちが築き上げてくれた日本の信用にあぐらをかくような真似をしてはならないと、ちっぽけな自分ですが思わずにはいられなかった。2012/08/09

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