角川新書<br> 健康の分かれ道―死ねない時代に老いる

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角川新書
健康の分かれ道―死ねない時代に老いる

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784040825076
  • NDC分類 498
  • Cコード C0247

出版社内容情報

老いれば健康の維持がむずかしくなるのは当たり前。老いて健康を追い求めるのは、どんどん足が速くなる動物を追いかけるようなもの。予防医学にはキリがなく、医療には限界がある。健康を害してないのに、病気かどうか気を揉む人にこそ、本当は何を診断されているのかを知ってほしい。絶対的な安心はないけれど、過剰医療を避け、穏やかな最期を迎えるために準備すべきことを、現役医師が伝える。

内容説明

老いれば健康の維持がむずかしくなるのは当たり前。老いて健康を追い求めるのは、どんどん足が速くなる動物を追いかけるようなもの。予防医学にはキリがなく、医療には限界がある。健康を害していないのに、病気かどうか気を揉む人にこそ、健康診断で本当は何を診断されているのかを知ってほしい。過剰な医療を避け、穏やかな最期を迎えるために準備すべきことを、現役健診センター勤務医が伝える。

目次

第1章 健康の「入口」
第2章 健診センターに勤めてわかったこと
第3章 メタボ健診の功罪
第4章 現代の健康
第5章 精神の健康という難問
第6章 健康と老化
第7章 健康を失って見えるもの
第8章 健康の「出口」

著者等紹介

久坂部羊[クサカベヨウ]
1955年大阪府生まれ。小説家・医師。大阪大学医学部卒業。大阪府立成人病センター(現・大阪国際がんセンター)で麻酔科医、神戸掖済会病院一般外科医、在外公館で医務官として勤務。2003年、医療小説『廃用身』(幻冬舎)で作家デビュー。14年『悪医』(朝日新聞出版)で第3回日本医療小説大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けぴ

44
久坂部さんのライフワークのいかに生きるか、いかに死ぬかに関連する著書。お金は使うためにあって貯めるのが目的になってはいけないように、健康もその体を使って自分のやりたいことに時間を使えばよいが、健康であることを求め健診や病院通いに時間を使いすぎることに対して警告する。読んだことがある内容が多いが、何度読んでも久坂部さんの話はためになる。2024/08/11

マリリン

36
文体が好みだし、内容もこういう視点もあるのか! と、思わず笑いがこみあげてくる。医療も健康管理もやり過ぎは悲惨、歳を重ねるほどに出てくる身体の不具合は当然だし、老化によるものなら誰にも止められない。病気は治るが老化は治らない...確かに。長生きしすぎるのも時に飽きるかも。健康診断は職場強制なので受けたがオプションの○○検診は受けない。先には必ず死がある...と思うと、できる時にやりたいことをやっておこうと思える。5章の「精神の健康という難問」7章の「健康を失って得るもの」は、なるほど...と。2024/07/27

うさうさ

21
大好きな作家さんの真面目な新書。 とは言え、小説の中にも著者の考えや思いが溢れているので、こちらの新書もストンと落ちた。前半は健康診断のぶっちゃけ話で、後半は健康の出口についての深いお話。 他の著書でも言ってることは一貫してるが、著者のお父さんの人生の終い方はいいなと思う。 この新書の主に後半は、医療者には同意を得そうだが一般人にはどうかなと感じた。 しかし、この先生は小説だけでなく新書も面白い。2024/05/30

団塊シニア

14
癌で死ぬなら診断はできるだけ遅い方がいい、知らない期間が長い方がゆったり過ごせるという医師の本音に共感、5年前に亡くなった母は亡くなる半年前に末期の直腸がんと診断された,痔の痛みと本人は思って過ごしてたが、診断が遅くてよかったと今では思ってる。2025/02/18

coldsurgeon

8
日本が平和で比較的豊かからこそ、人々は自らの健康を追い求める。健康と若さへの欲求、これが弱みとなり、怪しげな健康ビジネスが世にはびこる。それに対して、健康をのzp見すぎず、楽しく老いることを提唱する。医療者にとって納得しやすいことだが、一般の人には、理解してもらえるのか。でも、理解してほしい。私は長寿は望まない。2024/04/17

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