角川新書<br> 基礎研究者―真理を探究する生き方

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角川新書
基礎研究者―真理を探究する生き方

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  • サイズ 新書判/ページ数 264p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784040825069
  • NDC分類 404
  • Cコード C0240

出版社内容情報

最短、最速で成果が求められる現代社会。ビジネスの現場だけではなく、研究や教育など、あらゆる領域に「役に立つかどうか」の指標が入り込んでいる。
その現状に基礎科学の最前線を走ってきた2人は警鐘を鳴らす。
失敗が導く発見、安全よりも大胆さなど、先が見えない現代を生きる私たちにもヒントとなる新たな価値観を提示する。

内容説明

最短、最速で成果が求められる現代社会。ビジネスの現場だけではなく、研究や教育など、あらゆる領域に「役に立つかどうか」の指標が入り込んでいる。その現状に基礎科学の最前線を走ってきた2人は警鐘を鳴らす。失敗が導く発見、安全よりも大胆さなど、先が見えない現代を生きる私たちにもヒントとなる新たな価値観を提示する。

目次

こんなに楽しい職業はない
第1部 研究者の醍醐味―世界で自分だけが知っている(研究は「おもろい」から;一番乗りよりも誰もやっていない新しいことを)
第2部 効率化し高速化した現代で(待つことが苦手になった私たち;安全志向の殻を破る)
第3部 「役に立つ」の呪縛から飛び立とう(「解く」ではなく「問う」を;科学を文化に)
先行き不透明な時代の科学

著者等紹介

大隅良典[オオスミヨシノリ]
1945年、福岡県生まれ。東京工業大学栄誉教授、同大学科学技術創成研究院細胞制御工学研究センター特任教授。大隅基礎科学創成財団理事長。東京大学教養学部卒業、同大学大学院博士課程単位取得後退学。アメリカ・ロックフェラー大学研究員、基礎生物学研究所教授などを経て、2009年より東京工業大学へ。16年、「オートファジーの仕組みの解明」により、ノーベル生理学・医学賞を受賞。同年、文化勲章受章。日本学士院会員

永田和宏[ナガタカズヒロ]
1947年、滋賀県生まれ。京都大学名誉教授、京都産業大学名誉教授、JT生命誌研究館館長。京都大学理学部物理学科卒業。アメリカ国立癌研究所客員准教授、京都大学再生医科学研究所教授、日本細胞生物学会会長などを歴任。歌人としても活躍し、宮中歌会始詠進歌選者、朝日歌壇選者をつとめる。著書『歌に私は泣くだらう 妻・河野裕子 闘病の十年』(新潮社)で第29回講談社エッセイ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Eric

17
分かりやすさや効率化の世界に生きている毎日、この本に書かれていることは強力なアンチテーゼに感じる。役立つことから離れて、面白さに突き進んでいく。失敗の積み重ねから、真実を掴み取る。ビジネスマンとは真逆の思考。研究者、それも基礎研究者という生き方、大変興味深かった。日常の中でも本著の内容、ヒントを活かせないか考えたい。2025/01/04

アドソ

12
「基礎研究は大事」とノーベル賞受賞者がどんなに主張してもこの国には理解してもらえない。それでも繰り返し言わないと、この国から科学者がいなくなってしまいそうだ。でも偉い学者さんが言いがちな「自分は落ちこぼれだったが、好きなことだけ続けたら成功した」的な体験談には食傷気味だな。結果成功したからいいものの、同じように好きなことだけ続けて落ちこぼれたまま這い上がれなかった人はたくさんいただろうに。研究活動が資本主義に呑み込まれ、ゆがめられ、健全さを失いつつある現状がよくわかった。2024/11/15

Go Extreme

3
こんなに楽しい職業はない 世界で自分だけが知っている: おもろいから 種を蒔こうとするスタンス 研究現場は大股で歩け 楽観主義であれ 一番乗り<誰もやってない新しい: 間違いなくおもしろい その折々にベスト 待つが苦手: 与えられる知→欲する知 知へのリスペクト 素晴らしきヘンな奴ら 安全志向の殻を破る: 研究とお金 科学者・多様性必要 若者の特権と安全志向 先が見えない≒楽しい 解く<問う: 答えられる<問える 孔子の教育観 科学を文化に: 仮説・検証サイクル 評価は時間がかかる 行き不透明な時代の科学2024/10/03

中村蓮

1
日本の基礎研究の現在地が、社会の閉塞感をもろに受けていると思いました。2024/11/11

ナオ

0
すぐに役に立たないことも重要。大学生に読んでほしい本。2025/01/21

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