出版社内容情報
哲学は「今」を生き延びるための教養(ツール)だ。
パンデミック時代の救世主・親鸞から、不安を可能性に変えた西田幾多郎まで――
激動する世界において、この偉人達の言葉が羅針盤になる。
いまこそ知るべき日本の思想を、現代の重要課題別に俯瞰する決定版。
【目次】
はじめに――日本思想を羅針盤にする方法
第1章 不安と不条理を乗り越えようともがいた思想家たち
第2章 環境とSDGsの先駆けとなった思想家たち
第3章 戦争と平和のはざまで苦悩した思想家たち
第4章 政治と革命を語った思想家たち
第5章 新しい世界を切り拓いた思想家たち
おわりに――揺れる世界の先に見えるもの
本書は、小社より2017年に刊行された『いまこそ知りたい日本の思想家25人』を再編集の上、改題したものです。
内容説明
混迷の時代に何を「行動の指針」にするか。パンデミック時代の救世主・親鸞から、不安を可能性に変えた西田幾多郎、市民社会の父・丸山眞男まで―偉人達の言葉が羅針盤になる。いま知るべき日本の思想を、現代の重要課題別に俯瞰する決定版。
目次
第1章 不安と不条理を乗り越えようともがいた思想家たち(親鸞 パンデミック時代を生き抜くための救世主;道元 不安を言語化したパイオニア ほか)
第2章 環境とSDGsの先駆けとなった思想家たち(空海 日本発SDGsの先駆者;安藤昌益 農業を重視した忘れられた思想家 ほか)
第3章 戦争と平和のはざまで苦悩した思想家たち(山本常朝 戦の本質を追求し続けた永遠のサムライ;吉田松陰 世の中のために戦いを選んだ教育者 ほか)
第4章 政治と革命を語った思想家たち(荻生徂徠 経世済民の提唱者;本居宣長 日本の保守思想の源流 ほか)
第5章 新しい世界を切り拓いた思想家たち(世阿弥 文化で新しい世界を切り拓いたアーティスト;福沢諭吉 日本を目覚めさせた啓蒙思想家 ほか)
著者等紹介
小川仁志[オガワヒトシ]
1970年、京都府生まれ。哲学者、山口大学国際総合科学部教授。京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。商社マン(伊藤忠商事)、フリーター、公務員(名古屋市役所)を経た異色の経歴。徳山工業高等専門学校准教授、米プリンストン大学客員研究員等を経て現職。「哲学カフェ」を主宰するなど、市民のための哲学を実践している。また、テレビをはじめ各種メディアにて哲学の普及にも努めている。NHK Eテレ「ロッチと子羊」では指南役を務める。専門は公共哲学。著書も多く、これまでに100冊以上を出版している。YouTube「小川仁志の哲学チャンネル」でも発信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。