角川新書<br> 海軍戦争検討会議記録―太平洋戦争開戦の経緯

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海軍戦争検討会議記録―太平洋戦争開戦の経緯

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  • サイズ 新書判/ページ数 296p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784040824079
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0221

出版社内容情報

「海軍が最後まで譲らなかったのは、自動的参戦はいやだという一点にありき」(井上成美海軍大将、三国同盟締結に関して)

日本海軍はなぜ太平洋戦争に突入したのか?
この議題を元に、敗戦間もない1945年12月、生き残った日本海軍最高首脳者による、極秘の戦争検討会議が行われていた。
永野修身元帥以下、開戦前後の軍政軍令の責任者、幕僚など29名が参加し、翌年1月にかけて、この特別座談会は4回行われる。
記録を託されたのは、戦時中に東條と陸軍を批判して懲罰召集をされた「竹槍事件」の新名記者だった。
海軍などの助力で召集を解除され、海軍報道班員として敗戦を迎えた氏が30年以上秘蔵した後に公開した一級資料、復刊!
解説・戸高一成

岡敬純「われわれは、その時(東條内閣に協力せよ、となった際)「重臣は戦争をするのだな」と直感せり」(特別座談会より)
井上成美「陸海軍相争うも、全陸海軍を失うより可なり。なぜ男らしく処置せざりしや。如何にも残念なり」「戦争反対と明確にされしや」(第二回第二次特別座談会より)

※本書は、1976年12月に毎日新聞社より刊行された作品を新書化したものです。底本には1976年の初版を使用しました

【目次】
「海軍特別座談会」について<序に代えて>
大東亜戦争開戦前の国内情勢――特別座談会(昭和20年12月22日)
三国同盟――第一回特別座談会(昭和21年1月17日)
満州事変から太平洋戦争へ――第二回第一次特別座談会(昭和21年1月22日)
日米開戦に至るまでの用兵、戦備――第二回第二次特別座談会(昭和21年1月22日)
「海軍特別座談会」出席者略歴
付録 井上成美航空本部長 申継
 陸海軍中央統帥組織
 陸海軍等主要職員一覧表
 年表
 あとがき
解説 戸高一成

内容説明

敗戦間もない1945年12月から翌年1月にかけて、生き残った日本海軍最高首脳者による、極秘の戦争検討会議が行われていた。永野修身元帥以下、開戦前後の軍政軍令の責任者、幕僚など29名が参加し、日本海軍はなぜ太平洋戦争に突入したかを討議したのだ。記録を託されたのは、東條を批判し懲罰召集をされた「竹槍事件」の新名記者。氏が30年以上秘蔵した後に公開した一級資料、復刊!

目次

大東亜戦争開戦前の国内情勢―特別座談会(昭和20年12月22日)
三国同盟―第一回特別座談会(昭和21年1月17日)
満州事変から太平洋戦争へ―第二回第一次特別座談会(昭和21年1月22日)
日米開戦に至るまでの用兵、戦備―第二回第二次特別座談会(昭和21年1月22日)
付録 井上成美航空本部長 申継

著者等紹介

新名丈夫[シンミョウタケオ]
ジャーナリスト。明治39(1906)年香川県高松市に生まれる。昭和56(1981)年没。慶應義塾大学法学部政治学科卒、昭和7(1932)年東京日日新聞(現・毎日新聞)入社。昭和19(1944)年2月23日、東條英機首相の施策を「竹槍では間に合わぬ」の記事で批判、激怒した東條により陸軍に懲罰召集された。これを竹槍事件という。海軍などの助力で召集は解除され、海軍報道班員となる。昭和36(1961)年以降文筆生活に入り、政治・軍事・科学・歴史にわたって評論を書く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。