角川新書<br> 新L型経済―コロナ後の日本を立て直す

個数:
電子版価格
¥990
  • 電書あり

角川新書
新L型経済―コロナ後の日本を立て直す

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月24日 02時45分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784040823911
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0230

出版社内容情報



冨山 和彦[トヤマ カズヒコ]
著・文・その他

田原 総一朗[タハラ ソウイチロウ]
著・文・その他

内容説明

コロナを機とし、「昭和モデル」と決別せよ!グローバル企業による大きな雇用が望めない時代には、地域経済の復活こそが日本再生のカギを握る。地方に巣食う「ゾンビ企業」を排し、社会に不可欠な仕事を担う人々=エッセンシャルワーカーが「新中産階級」として稼げる真に豊かな社会への道筋とは。数々の企業再生を手掛けてきたローカル経済のプロフェッショナルである冨山和彦が田原総一朗と語る。

目次

はじめに―日本再生のカギは現場にある
第1章 観光立国構想の蹉跌―コロナ禍がもたらした経済の停滞
第2章 グローバルIT企業は雇用を生まない―日本経済はなぜ行き詰まったのか
第3章 まず三〇万人都市を再生させよ―地方創生のカギは限界集落ではない
第4章 「ゾンビ企業」退場のためのシナリオ―地方経済の新陳代謝をうながすために
第5章 多様性が経営を強くする―日本を牽引する人材をどう育てるか
おわりに―エッセンシャルワーカーが地方創生を牽引する

著者等紹介

冨山和彦[トヤマカズヒコ]
日本共創プラットフォーム代表取締役社長、経営共創基盤(IGPI)グループ会長。1960年和歌山県生まれ。東京大学法学部卒。在学中に司法試験合格。スタンフォード大学経営学修士(MBA)。ボストンコンサルティンググループ、コーポレイトディレクション代表取締役を経て、産業再生機構COOに就任。カネボウなどを再建。解散後の2007年、IGPIを設立。数多くの企業の経営改革や成長支援に携わる

田原総一朗[タハラソウイチロウ]
ジャーナリスト。1934年滋賀県生まれ。早稲田大学文学部卒。岩波映画製作所を経て、64年東京12チャンネル(現テレビ東京)に開局とともに入社。77年フリーに。テレビ朝日系「朝まで生テレビ!」「サンデープロジェクト」でテレビジャーナリズムの新しい地平を拓く。87歳を迎える今でも活字と放送の両メディアにわたり精力的な評論活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

秋 眉雄

19
『日本は倒産した人を徹底的に追い詰める設計になっている。制度として延命できるような設計にしておいて、いざ本当に首が回らなくなったときのことをまったく考えていないから、こんな人生や命をおろそかにするようなことがまかり通るんです。』『人口三十万規模の自治体が地方再生のカギを握っている。まず限界集落の再生みたいなイメージで語り始めることを真っ先にやめるべき。』色々と興味深い話を読むことが出来ましたが、何だか虚しさも感じます。再生どころか日本はこの先もとうぶん変わることができないと思うから。2023/12/18

もえたく

17
カネボウやJALなど多くの企業の経営改革に携わってきた冨山さんとジャーナリスト田原さんが、日本再生の鍵は地域経済の復活であると語り合う。「補助金で生きながらえている中小企業のようなゾンビ企業は淘汰再編」「イノベーションの波に飲み込まれない企業は探索と深化のバランスが高い次元で取れている両利きの経営」「日本経済の主流はグローバル企業(G型)ではなく7割を占めるローカルサービス業(L型)。地方経済の回復なしに日本経済の復興はあり得ない」興味深く読めました。2022/10/23

大先生

14
G(グローバル)とL(ローカル)という視点から経済を見つめ直し、L型産業の生産性を上昇させることこそが日本経済復活のカギであるという趣旨のことが書かれた本です。日本には中小企業が多すぎるし、何といっても補助金等で生きながらえているような「ゾンビ企業」には淘汰再編で退場していただきましょうと。まずは地方の中核都市に人を集める。そうすれば自然とL型産業が発生し雇用も生まれる。だから、都市の人材を地方へ送り込もうとも書いてありましたが、それをどうやるのかという肝心のところが…きちんと説明されてないような(苦笑2021/07/01

kaz nakaz

9
経済を再生するのに重要なのは現場、そしてローカル企業。コロナ禍でエッセンシャルワーカーの重要性を目の当たりにしている今、そして、デジタル化が進まず、色んな対策が遅々として進まない今、改めて変化の必要性を感じる。また、著者が主張する地方大学の今後の話などを読むと、自分自身も固定概念に捕われてしまっていることに改めて気づかされた。2021/07/04

みどりちゃん

5
GAFAの様なグローバルなG型ではなく、地域に根差したローカルなL型の企業が日本を復活させるという主張。そのローカルこそエッセンシャルワーカー(必要不可欠な労働)であり、30万人規模の都市でエッセンシャルワーカーを軸とした新中間層の構築が必須との考えに納得。2021/10/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17755238
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。