出版社内容情報
環境問題、アニマルウェルフェア、人権・労働問題、フェアトレード、商品・サービスの持続可能性、利益の公正な分配、フードロス。食文化、生産者、自分自信を守るために知っておくべきエシカルの基準を提示する!
内容説明
倫理的な(エシカル)消費とは、「環境」「人」「動物」に対して生じた倫理的な問題に対し、消費を通じて解決しようとするアプローチのことである。農産物の流通改善に取り組み、日本の食文化のために情報発信を続けてきた著者による、食のエシカル消費入門書。未来のための指針を提示する!
目次
第1部 食のエシカルってなんですか(エシカルってなんだろう?;じつは深い、オリンピックとエシカルの関係;エシカル消費ってどんなもの?;エシカルを探しにイギリスへ行ってきた)
第2部 日本の食はエシカルを目指す(サステナビリティ;“アニマルウェルフェア”をどう考えるか;知っているようで知らないフェアトレード;人権・労働問題―人に優しい、は一番のエシカル;代替肉は本当にエシカルか;食品ロス;東京オリパラはエシカルに運営されたか;牛肉の環境負荷は巷で叫ばれるほどに高いのか;エシカルな牛肉は存在しうるのか;日本にもオーガニックは拡がるか)
著者等紹介
山本謙治[ヤマモトケンジ]
1971年、愛媛県生まれ埼玉県育ち。学生時代にキャンパス内に畑を開墾し野菜を生産。大学院修士課程修了後、大手シンクタンクに就職し、畜産関連の調査・コンサルティングに従事。その後、花卉・青果物流通業を経て2004年に(株)グッドテーブルズ設立。農業・畜産分野での商品開発やマーケティングに従事する。その傍ら日本全国の「佳い食」を取材し、地域の郷土料理や特産物を一般に伝える活動をしている。北海道大学大学院農学院博士後期課程修了。博士(農学)。Webサイト「エシカルはおいしい!!」や、ブログ「やまけんの出張食い倒れ日記」を運営。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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