角川新書<br> 粋な男たち

電子版価格
¥968
  • 電書あり

角川新書
粋な男たち

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 200p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784040822112
  • NDC分類 779.14
  • Cコード C0295

出版社内容情報

野暮とか無粋とか――大人の時代、しましょうよ自分のことを「粋な男だ」なんて、まったく思っていないよ。でも粋に憧れる思いは昔も今もずっと変わらないし、多くの偉大な人たちが見せてくれた「粋」を感じる「センサー」だけは持ち続けているという自負はある――。

【目次】
はじめに

第1章 殿から学んだ「粋」の美学

一番身近な粋な男――北野武
伝説の番組『ビートたけしのオールナイトニッポン』
NHKには出られない芸名
謹慎期間中にもらった殿からの「励ましの言葉」
殿と一緒に酒を呑む「社長会」  ほか


第2章 で、「粋」ってなんなのよ?

「まずは遠慮から」の精神
人生はトラックの荷台のようなもの
地べたからの目線を忘れない
やせ我慢でもがき続ける
すべてを満たさない生き方  ほか

第3章 酒場で学んだ「粋」

殿から勧めてもらった最初のビール
自分の金で呑む酒とタニマチと呑む酒
粋かどうかは財布を出すタイミングでわかる
酒場というのは自己確認の場  ほか

第4章 名もなき粋人たち

主役にも脇役にもそれぞれの生き方がある
新宿二丁目で号泣したあの夜
年金暮らしの越谷のお父さん
完全アウェイのラドンセンターで受け入れられる  ほか

第5章 「粋」を教えてくれたオレの教科書

競輪場はいまだに昭和を生きる男たちのるつぼ
人間臭さ全開のギャンブル、それが競輪
アンチ・アンチエイジング
スナックとは世界遺産の原生林  ほか


第6章 家族から学んだ波乱万丈の「粋」

父の自殺と「使途不明金」
金銭トラブルで姉夫婦と絶縁
略奪愛の結果、「そして継父となる」
育ての父としての責任と覚悟
幸せになるための道はひとつじゃない  ほか

おわりに――人生はやじろべえ

玉袋 筋太郎[タマブクロ スジタロウ]
著・文・その他

内容説明

自分のことを「粋な男だ」なんて、まったく思っていないよ。でも、粋に憧れる思いは昔も今もずっと変わらないし、多くの偉大な人たちが見せてくれた「粋」を感じる「センサー」だけは持ち続けているという自負はある。「時代遅れ」の芸人が語る分別と美学。

目次

第1章 殿から学んだ「粋」の美学
第2章 で、「粋」ってなんなのよ?
第3章 酒場で学んだ「粋」
第4章 名もなき粋人たち
第5章 「粋」を教えてくれたオレの教科書
第6章 家族から学んだ波乱万丈の「粋」

著者等紹介

玉袋筋太郎[タマブクロスジタロウ]
1967年、東京都生まれ。高校卒業後、ビートたけしに弟子入りし、1987年にお笑いコンビ「浅草キッド」を結成。芸能活動のかたわら、多数の本を手がけ、小説家デビュー。一般社団法人「全日本スナック連盟」を立ち上げ、自ら会長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

むーちゃん

83
玉袋筋太郎。 魅力的な人だ。 粋な人になりたいな。 2022/01/24

ホッパー

62
今まで出会った人たちの粋なエピソード紹介、を期待して読む。それも良かったがそれ以上に、著者の人生における赤裸々な告白に感じ入るものがあった。粋な人とは何か、と考えるためのヒントが散りばめられている。2022/04/23

ばんだねいっぺい

33
自分のことだが、気がつけば目線が高くなっている。遠慮も足りないと思う。痩せ我慢はよくしてると思う。いずれにしろ、見つめ直したい。2018/07/11

緋莢

19
師匠であるビート武から子供時代に出会ったホームレス、近所の八百屋のオジさんなど、有名から無名まで、著者が〝粋”だと感じた人々について書いています。おわりにで、<――「粋」とは、語るものじゃねぇ、感じるものだ。>なんて書いてますが、その後の<語らずに理解する、察するようなもの>、<そもそも、「粋」なんていうものに、模範解答なんてものはあるはずないよ>に納得(続く 2022/12/12

gtn

17
文体が心地よい。おっさんがスナックでゆっくり杯を傾けながら、問わず語りをしている感じ。しかし「遠慮」や「地べたからの目線」等、自分の美学をさりげなく披露している。粋である。2019/01/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12935519
  • ご注意事項