角川新書 知らないと恥をかく世界の大問題〈９〉分断を生み出す１強政治

池上 彰【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2018/06発売）

• サイズ 新書判／ページ数 315p／高さ 18cm
• 商品コード 9784040822068
• NDC分類 319
• Cコード C0295

出版社内容情報

“自分ファースト”に振り回される世界を「池上解説」。人気シリーズ第９弾世界の指導者の独裁化が分断、対立を引き起こす？

「アメリカ・ファースト」ならぬ「トランプ・ファースト」が世界を混乱に陥れている。緊迫化する中東、東アジア情勢。その裏で世界の指導者の独裁化が進む。分断、対立、そして民主主義の危機……。この流れにどう立ち向かえばいいのか？
世界のいまを池上彰がズバリ解説する。
シリーズ累計１８０万部突破・人気の「ニュース入門」第９弾の登場！

●分断、対立。その裏で進む１強政治
●トランプ政権をめぐるアメリカの姿
●イギリスのＥＵ離脱を迎えるヨーロッパ
●再び緊迫化する中東情勢
●北朝鮮危機と習近平の１強政治
●人類がつくりだした魔物と向き合う
●「安倍１強」政治の行方
●混乱の時代をあなたはどう生きるか？
＊イラスト図解２０点を収録。３２０ページの「ニュース入門」決定版。
ニュースの副読本としてはもちろん、受験・就活用や教養本としてもおすすめの一冊。



プロローグ　分断、対立。その裏で進む１強政治
第１章　トランプ政権をめぐるアメリカの姿
第２章　イギリスのＥＵ離脱を迎えるヨーロッパ
第３章　イスラム世界のいま
第４章　北朝鮮危機と習近平の１強政治?東アジアの現在
第５章　人類がつくりだした魔物と向き合う
第６章　安倍「１強」政治の行方　
エピローグ　混乱の時代をあなたはどう生きるか　
おわりに


池上　彰［イケガミ　アキラ］
著・文・その他

内容説明

「トランプ・ファースト」が世界を混乱に陥れている。緊迫化する中東、東アジア情勢。その裏で世界の指導者の独裁化が進む。分断、対立、民主主義の危機…世界のいまは？池上彰の人気新書・最新第９弾。

目次

プロローグ　分断、対立。その裏で進む１強政治
第１章　トランプ政権をめぐるアメリカの姿
第２章　イギリスのＥＵ離脱を迎えるヨーロッパ
第３章　イスラム世界のいま
第４章　北朝鮮危機と習近平の１強政治―東アジアの現在
第５章　人類がつくりだした魔物と向き合う
第６章　安倍「１強」政治の行方
エピローグ　混乱の時代をあなたはどう生きるか

著者等紹介

池上彰［イケガミアキラ］
１９５０年生まれ。ジャーナリスト、名城大学教授、東京工業大学特命教授、東京大学客員教授、愛知学院大学特任教授。立教大学、信州大学、日本大学、順天堂大学でも講義を担当。慶應義塾大学卒業後、７３年にＮＨＫ入局。９４年から１１年間、「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。２００５年に独立（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[岡本]

人気シリーズの第９弾。最近の国際ニュースを広く取り上げる定番の内容を池上さんお馴染みの読みやすさで解説している。国内政治の話になると辛めのコメントが多いのも相変わらず。安倍首相が外交に力を入れている関係か、今までのシリーズよりも日本との関係性が多く紹介されている様な気が。日本の話も世界のニュースなので仕方がないがもっと国際ニュースの話だけでもいいかな、と思ったり。

2018/06/27

[抹茶モナカ]

このシリーズは大好きで、発売されたら読むようにしています。時事ニュースをわかりやすくまとめてくれている本なので、大変勉強になります。テレビでの池上さんの特番もチェックしているので、テレビで観た情報が本になっている感じも、復習のようで良いです。ただ、自分の浅い学問傾向として、この本で満足してしまう部分があったり、「それでは、どう考えるのが正解なのか？」という部分まで書いて欲しかったりしてしまいます。

2018/07/01

[再び読書]

やっと書かれてから1年以内に読めた知ら恥である。トランプのハチャメチャ振りは見事と言うに値する。これだけ適当なアメリカのトップがかつていただろうか？時を同じくしてプーチン、習近平の独裁、傍若無人振りが加速していく。潜在的に世界は危機に瀕している様に感じる。相変わらず、米中の貿易戦争は継続して、トランプの側近のプロ達はどんどん沈む船から遠ざかっていく様に感じる。サウジの皇太子の記者殺傷事件や、ミャンマーのロビンギャへの弾圧は目に余る。皆が自国ファーストを掲げる。もう映画の様な画像は真っ平だ。

2019/01/03

[万葉語り]

積んでるうちに次の巻が出てしまったので慌てて読んだ。これさえ読んでおけば、と思っていたのだが、池上さんがこう言っているからと読んで安心するのではなく、ここから自分で考えることが大切だと反省しました。最新巻買いに行ってきます。2019-134

2019/09/22

[みゃーこ]

国家が一気呵成に実行する。独裁国家の強さはスピード感。中国は自動車を電気自動車に切り替えに。またAIの分野が進化し色いろなことが便利になる一方で悪用しようと思えばとてつもない管理監視社会が生まれる。使う側にもリテラシーがなければまきこまれてしまう。トランプ大統領のやることなすこと気に入らない。池上さんの言う通り国と国との根深い不信感がなくならない限り核兵器を全廃するのは難しい。

2019/03/25