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角川新書
クリムト―官能の世界へ

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784040821993
  • NDC分類 723.346
  • Cコード C0271

出版社内容情報

絢爛、妖艶、甘美なクリムトの主要作品を、オールカラーで1冊に集約!19世紀末のウイーンに現れるや、絢爛豪華な作風で美術界を代表する画家となったグスタフ・クリムト(1862-1918)。没後100年を迎える今、主要作品のすべてをオールカラーで1冊にまとめました。美しい絵画を楽しみながら、最新研究を踏まえた最新のクリムト論を知ることができる決定版の1冊です!

総論 クリムト、絵画の錬金術師

第1章 若き日の絵画――装飾と絵画の桎梏

第2章 「聖なる春」の訪れ――新たな作品の胎動

第3章 黄金絵画の時代――金色の神秘

第4章 矩形の詩情――湖畔の風景画

第5章 女性の肖像――クリムトをめぐる美女たち

第6章 晩年の様式――絵画の可能性

第7章 素描と習作――下絵と官能の線描画

平松洋[ヒラマツ ヒロシ]
著・文・その他

内容説明

19世紀末のウィーンに現れるや、絢爛豪華な作風で美術界を代表する画家となったグスタフ・クリムト(1862‐1918)。没後100年を迎える2018年を記念して、主要作品のすべてをオールカラーで1冊にまとめました。美しい絵画を楽しみながら、先行研究を踏まえた最新のクリムト論を知ることができる決定版の1冊です!

目次

クリムト、絵画の錬金術師
第1章 若き日の絵画―装飾と絵画の桎梏
第2章 「聖なる春」の訪れ―新たな作品の胎動
第3章 黄金絵画の時代―金色の神秘
第4章 矩形の詩情―湖畔の風景画
第5章 女性の肖像―クリムトをめぐる美女たち
第6章 晩年の様式―絵画の可能性
第7章 素描と習作―下絵と官能の線描画

著者等紹介

平松洋[ヒラマツヒロシ]
1962年岡山県生まれ。早稲田大学文学部卒。展覧会の企画・運営やプランニングとともに執筆活動を行い、早稲田大学エクステンションセンターなどで講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どぶねずみ

40
クリムト展に行く前の予習として。ここ1ヶ月の間に何種類か似たような絵を見たが、解説を読んでみては色々と想像する。クリムトは生涯独身を貫いたが、決して長生きした方ではない。それは美しい女性を描くためだったのか、官能的な作品をもっと書きたかったからか? 後半の官能的なデッサンは、過激すぎて電車内では見ていられなかった。時々背景にアジアンテイストの絵が見られる。日本についてどれくらい興味があったのか、気になるところだ。2019/04/22

ひろぞー

30
とても良かった!私もクリムトと言えば、きらびやかな金色に彩られた黄金様式の絵画を思い浮かべる一人だったけれど、それぞれの時代に描かれた作品をざっと目を通すことが出来て興味深かった!まぁ、元々はアニメのエルフェンリートopでクリムトを知ったのだけれど(笑)2018/02/04

Yuuki.

25
ほどよく画集、ほどよく読み物といった感じの新書。オールカラーで数々のクリムトの作品を収録していて、大きくて重い画集を引っぱり出さずに気軽に開いて鑑賞出来るのは、割といつでもクリムトの絵を見たい人間には嬉しい。それも、一般的によく知られた黄金時代の作品だけでなく、初期の作品や素描もたくさん収録されていて、ファンにはたまらない。作品を掲載したページが多くて読む部分はそこまで多くないものの、図録なんかよりはちゃんと読めて、クリムトの生涯についてザッと知る事ができる。2018/12/10

うなぎ

24
図書館。来年クリムト展がやるので予習をかねて。サイズのわりに黄金部分がぴかぴか輝いて、色も綺麗に印刷されてるし、解説もシンプルで絵だけを眺めて楽しめる。接吻、金魚、水蛇、黄金のアデーレみたいな金無垢のイメージだったけど、初期はガッツリ写実的な絵で、風景はモネとスーラの画風混ぜたような独特のポツポツした可愛さがあって意外。素描部分は女性のあっぴろげポーズが多めでややエログロ。意外といえば、クリムトが毎朝ダンベル体操や筋トレに勤しんで男性モデルとレスリングをしてる写真の本人のイメージ以上にゴツかった事だ。2018/12/21

リキヨシオ

23
19世紀末から20世紀初頭にハンガリー帝国の首都ウィーンで活躍して55歳の若さで没した画家・クリムト。「黄金絵画」と称される黄金模様の作品がとても魅力的な画家の謎の生涯を紹介。クリムトが「ユーティッドⅠ」「ダナエ」「接吻」などの黄金模様に至るまでの経緯…黄金絵画以外の作品も掲載。ジャポニズムからも大いに影響を受けたという画家・クリムトに魅了される一冊。実際にクリムトの作品を見たくなった!2018/08/21

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