角川新書<br> 大宏池会の逆襲―保守本流の名門派閥

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角川新書
大宏池会の逆襲―保守本流の名門派閥

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  • サイズ 新書判/ページ数 320p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784040821825
  • NDC分類 315.1
  • Cコード C0295

出版社内容情報

安倍勢力と向きあう保守本流・宏池会の行方、ポスト安倍はどうなる?

内容説明

盤石な政権基盤の保持を続ける安倍勢力に対し、自民党・宏池会(現岸田派)の動きが耳目を集めている。「加藤の乱」で大分裂した保守本流は再結集するのか。名門派閥の行方とポスト安倍をめぐる暗闘を追った。

目次

序章 ポスト安倍をめぐる戦い(支持率低下で転換期を迎えた安倍政権;政治家には天下を取った時の志が重要 ほか)
第1章 宏池会会長・岸田文雄の矜持(第一回の総選挙に最年少当選した岸田文雄の祖父;幼少期を過ごしたアメリカで学んだモラルと正義感 ほか)
第2章 保守本流・宏池会の系譜(岸退陣で候補者が乱立する中、池田政権が誕生;本音発言が反発に遭うが、独特の愛嬌で年長者には好かれる ほか)
第3章 「加藤の乱」で宏池会分裂、最大の危機(森内閣誕生当初から、加藤紘一の言動を気にしていた古賀誠;メールの声援を過大評価していた加藤 ほか)
第4章 大宏池会構想の行方と新総裁(麻生・山東派の合併で、党内第二派閥が誕生;党内の“疑似”政権交代によって、政権のバランスを取る ほか)

著者等紹介

大下英治[オオシタエイジ]
1944年、広島県生まれ。広島大学文学部仏文科卒業。大宅マスコミ塾第7期生。「週刊文春」特派記者、いわゆる“トップ屋”を経て、83年に作家として独立。圧倒的な取材力で、政治・経済・芸能・闇社会と幅広いジャンルにわたって、旺盛な執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちくわん

18
2018年1月の本。岸田文雄氏を軸に自民党の宏池会や広島県連の事情を知る。期せずして河井克行さんや大久保三代さんの名前も登場。それよりも菊池福治郎氏の「人間地蔵」という異名に驚く。日本政治の裏側をヒーローとして描いているので、やはり飽きる。大平正芳氏の所々に取り上げられた名言が気になる。氏の人物像を知りたい。まあ、もっとも気になったのは巻末の既刊書、新撰組顛末記(永倉新八)、これは凄い。2020/08/03

イチイ

15
自民党の現・岸田派の歴史や現在、今後について書かれた新書。当人しか知り得ないであろう内心をあたかも本人が直接語っているかのように書いてしまう「イタコ」のような本。歴史的事実と著者の想像の境界が非常に曖昧なので、どこまで信じていいか判断がつけられない。広報誌への異例の出演許可を得るため、宮沢りえの母親を麻生太郎が口説き落としてきたというエピソードが誇らしく書かれているが、具体的に何をどうしたかはまったく書かれていないので、作り話なんじゃないかとすら感じた。自民党の「いい話」を読みたいファン向けの本。2020/10/16

なななな

8
久々、大下英治さんの本を読ませていただきました。政治家も、経済人も、こうやって読ませてもらうとカッコイーです。ニワトリ卵になりますが、やっぱり、開票すぐに結果が出るような選挙ではなく、盛り上がる選挙じゃないと興味がわかない。派閥政治の反省を忘れてはいけませんが、三国志のように人物が活躍する政治社会であって欲しいですね。若い人は、「吉田学校」とかちゃんとわかるかなぁ?2018/02/08

nishiyan

6
自民党保守本流の一つである「宏池会」の激動の歴史を解説しながら、現会長の岸田文雄自民党政調会長について紙面を多く割いている大下英治氏らしい著作といえる。岸田氏の人物像と政治家としての活動、現在の次期総理総裁候補一番手になったのかを丁寧に記している。なかなか岸田氏についてまとまった書籍がないだけに貴重である。ただ岸田氏をメインにした章以外は過去の著作からの切り張り感が否めないところが残念。2018/01/19

tacacuro

4
昨年60周年を迎えた宏池会の歴史を、現会長である岸田文雄政調会長を中心として会員の列伝風に辿る。岸田会長の生い立ちから、青年局長、経理局長、内閣府特命担当大臣、国対委員長、外務大臣などを経て政調会長まで至る道のりについての記述が本書の4分の1強を占める。酒豪なのは有名だが、幼少期における米国での理不尽な体験、銀行員や議員秘書としての下積み生活、内閣不信任決議案を巡る「加藤の乱」の際の覚悟など、あまり知られていないと思われるエピソードが満載。 2018/04/30

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