出版社内容情報
できる大人はつなげて考え、話す。教養を仕事や会話のなかで活かす技術。現代における頭のよさとは、瞬時に的確に対応できること。
そのためには、場や空気、時代の文脈を読み取る力が欠かせない。
そして、その力は会話や思考といった知的生産を高めることに直結する。
知性を磨くための「文脈力」向上講義。
第1章 知的であるとは何か
知性とは「物事をつなげる力だ」/
つながり、意味が生まれるところには喜びがある/
一つの主義に拘泥するなかれ ほか
第2章 その一言に知性は滲み出る
笑いのセンスも文脈力だ/
つなげるための最強の武器「引用」/
知識の土台、感覚の共有がないと話が通じない ほか
第3章 場の文脈、人の文脈、時代の文脈
文脈把握には「感知する力」と「理解する力」が必要
あの人のNGワードは何か?/
話し方のクセを見抜けると予測がつく ほか
第4章 文脈力で会話は変わる
瞬発的思考力の回路は「話す」練習で開かれる/
会話の「ごっこ」遊びは他社理解を深める/
売れる営業は自分をオープンにして雑談から入る ほか
第5章 知性を磨く日々の習慣
経験値を引き出すことを質問する/
短時間で骨をつかむ読書法/
好きなものつながりで広げていく ほか
第6章 古典をいまの文脈に活かす
古典を自分の生活や思考に活かす/
マキャベリはどのように現代に読み替えられているか/
哲学の「思考の型」を押さえる ほか
第7章 自分の文脈をもって生きる
「精神の系譜」を引く人を3人挙げよ
世の中の文脈にどう乗るか/
人との出会いが人生を広げてくれる ほか
齋藤 孝[サイトウ タカシ]
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。著書に、『だれでも書ける最高の読書感想文』『三色ボールペンで読む日本語』『呼吸入門』(以上、角川文庫)、『語彙力こそが教養である』『上機嫌の作法』『三色ボールペン情報活用術』(以上、角川新書)、『声に出して読みたい日本語』(草思社)『『雑談力が上がる話し方』(ダイヤモンド社)など多数。
内容説明
頭がいいとは、前後の文脈、横のつながりで物事を理解し、考え、話ができることである。偉人から芸人まであらゆる知的な人を参照し、知性が滲む話術と文脈力の鍛え方を伝授する。『語彙力こそが教養である』姉妹編。
目次
第1章 知的であるとは何か
第2章 その一言に知性は滲み出る
第3章 場の文脈、人の文脈、時代の文脈
第4章 文脈力で会話は変わる
第5章 知性を磨く日々の習慣
第6章 古典をいまの文脈に活かす
第7章 自分の文脈をもって生きる
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士課程などを経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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