角川新書<br> 文脈力こそが知性である

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角川新書
文脈力こそが知性である

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784040821290
  • NDC分類 159
  • Cコード C0295

出版社内容情報

できる大人はつなげて考え、話す。教養を仕事や会話のなかで活かす技術。現代における頭のよさとは、瞬時に的確に対応できること。
そのためには、場や空気、時代の文脈を読み取る力が欠かせない。
そして、その力は会話や思考といった知的生産を高めることに直結する。
知性を磨くための「文脈力」向上講義。

第1章 知的であるとは何か
 知性とは「物事をつなげる力だ」/
 つながり、意味が生まれるところには喜びがある/
 一つの主義に拘泥するなかれ ほか

第2章 その一言に知性は滲み出る
 笑いのセンスも文脈力だ/
 つなげるための最強の武器「引用」/
 知識の土台、感覚の共有がないと話が通じない ほか

第3章 場の文脈、人の文脈、時代の文脈
 文脈把握には「感知する力」と「理解する力」が必要
 あの人のNGワードは何か?/
 話し方のクセを見抜けると予測がつく ほか

第4章 文脈力で会話は変わる
 瞬発的思考力の回路は「話す」練習で開かれる/
 会話の「ごっこ」遊びは他社理解を深める/
 売れる営業は自分をオープンにして雑談から入る ほか

第5章 知性を磨く日々の習慣
 経験値を引き出すことを質問する/
 短時間で骨をつかむ読書法/
 好きなものつながりで広げていく ほか

第6章 古典をいまの文脈に活かす
 古典を自分の生活や思考に活かす/
 マキャベリはどのように現代に読み替えられているか/
 哲学の「思考の型」を押さえる ほか

第7章 自分の文脈をもって生きる
 「精神の系譜」を引く人を3人挙げよ
 世の中の文脈にどう乗るか/
 人との出会いが人生を広げてくれる ほか

齋藤 孝[サイトウ タカシ]
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。著書に、『だれでも書ける最高の読書感想文』『三色ボールペンで読む日本語』『呼吸入門』(以上、角川文庫)、『語彙力こそが教養である』『上機嫌の作法』『三色ボールペン情報活用術』(以上、角川新書)、『声に出して読みたい日本語』(草思社)『『雑談力が上がる話し方』(ダイヤモンド社)など多数。

内容説明

頭がいいとは、前後の文脈、横のつながりで物事を理解し、考え、話ができることである。偉人から芸人まであらゆる知的な人を参照し、知性が滲む話術と文脈力の鍛え方を伝授する。『語彙力こそが教養である』姉妹編。

目次

第1章 知的であるとは何か
第2章 その一言に知性は滲み出る
第3章 場の文脈、人の文脈、時代の文脈
第4章 文脈力で会話は変わる
第5章 知性を磨く日々の習慣
第6章 古典をいまの文脈に活かす
第7章 自分の文脈をもって生きる

著者等紹介

齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士課程などを経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さゆゆ

52
古本屋で100円になっていた新書で齊藤孝さんを読んだとき、「最近の若い人は本を読まないから駄目」に似たニュアンスの言葉を発見し、冷めてしまったことがあった。本屋で購入したこの本に関しても、きっと頭が良い人のために作ったお堅い本だろうと決めつけていた。だが読んでみると、非常に分かりやすい。初心者が文脈力をつけるためにできる簡単な方法が記述されている。ネットやバラエティーに絡めた内容も豊富である。脱帽した。2017/07/03

minimu

45
最近、大人としての語彙を身につけましょうといった趣旨の本を目にしましたが、「言葉だけ知っていても、然るべきときに使えないと意味ないよ」と思っていたところ、ちょうど本書を見つけました。文脈を意識せずに会話をする人は、頭の良し悪しや知性の高い低いというよりも、その「場」(あるいは人)に興味ないんだなーと思ってしまいます。齋藤先生は「文脈力のない人の特徴」として「話は変わりますが」を使うとおっしゃいますが、本当にない人はそんな枕詞もなしに全く違う話題に行きますよね笑。えっ何の話!?ってよくびっくりする笑。2017/02/20

江口 浩平@教育委員会

22
【考え方】 普段の会話の中で、咄嗟に気の利いた言葉が出てこないモヤモヤから手に取った一冊。 脳研究者である池谷裕二さんの本からの引用『脳は入ってきた情報を「記憶すべきかどうか」を出力の頻度で判断する』というところは腑に落ちた。アウトプットを前提としたインプットを心掛けるだけで、情報の定着度合いはもっと増すのだろう。そうやって定着させていった情報同士をいかに繋げていくかは、ノートに書き出したり人に話したりしながら見出していくのがいいのだろう。そうやって知性を磨いていきたい。2017/08/13

活字スキー

21
【本当の知性のある人が増えれば、世の中はもっとよくなります】今回も揺るぎなく平常運転の齋藤先生。知的であるとはどういうことか、語彙力、文脈力をいかに養うか。齋藤先生の著書はこれまでにいくつか読んできたし、TV等でお見かけすることもよくあり、本書も確かな納得感をもって気持ち良く読むことができた。単なる知識(情報)の集積に終始するのではなく、集積された知識をどう活かすか。離見の見、精神の系譜。やっぱり古典は超大事。タモリさんの赤塚不二夫さんへの弔辞がすごくイイ話だった。2018/01/31

hk

20
【購入済み・あと1回読む本】「人を見て法をとけ」といったもので、その場の雰囲気や相手の知的水準にあわせて話す内容や語彙を選択するのはコミュニュケーションの鉄則だ。言い換えれば語彙や知識がどれだけ豊穣にあっても、場の空気を読めない人物はまさに場違いで教養をひけらかすだけの鼻持ちならない輩と化してしまう。つまり語彙力は空気を読む力を伴ってこそ本領を発揮するのだ。本書ではこの空気を読む力を「文脈力」と定義し、文脈力のブラッシュアップメソッドを紹介している。「語彙力こそが教養である」を補完する一冊だ。2017/05/26

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