角川新書<br> 新・箱根駅伝―5区短縮で変わる勢力図

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角川新書
新・箱根駅伝―5区短縮で変わる勢力図

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784040821085
  • NDC分類 782.3
  • Cコード C0295

出版社内容情報

箱根駅伝に異変あり。5区の区間距離短縮で、「山の神」が消える!?今井正人、柏原竜二、神野大地……
箱根を沸かせた「山の神」の時代は終わるのか?

5区が最長区間になったのは、第82回大会(2006年)からだ。
それまでは最長区間である「花の2区」のエース対決が最もドラマチックであるとされていた。
また、最後まで勝負がもつれ、復路での逆転劇も多かった。そんな戦いが長く続いた後に「5区の時代」が到来することになる。
2006年以降、箱根駅伝は完全に「5区勝負」のレースに変わったのだ。
しかし、そんな「山の神」の時代も終焉を迎えるかもしれない。
2017年の第93回大会から小田原中継所の位置が変わり、5区が23.2kmから20.8kmに短縮されるのだ。(「はじめに」より)

第1章 最長区間の山上り5区が生んだドラマ
第2章 山を制したチームが箱根を制した
第3章 新・箱根駅伝「勝利のセオリー」
第4章 王者・青山学院大に迫るライバル校
第5章 第93回大会の注目ランナーたち
第6章 東京五輪を沸かせる選手は現れるのか

酒井 政人[サカイ マサト]
1977年生まれ、愛知県出身。「箱根」を目指して東京農業大学に進学。1年時に出雲駅伝5区、箱根駅伝10区に出場。2年時の故障で競技の夢をあきらめて、大学卒業後からスポーツライターに。陸上競技をメインに取材して、様々なメディアに執筆している。著書に『箱根駅伝 襷をつなぐドラマ』(角川新書)、『箱根駅伝監督 人とチームを育てる、勝利のマネジメント術』(カンゼン)、『東京五輪マラソンでメダルをとるために必要なこと』(ポプラ新書)。

内容説明

2006年以降、最長距離で急な上りが続く5区が箱根駅伝の勝負どころとなってきた。しかし17年からは、4区が延長され、5区が短縮される。この変更がもたらす影響は極めて大きい。元箱根駅伝ランナーの著者が分析する。

目次

第1章 最長区間の山上り5区が生んだドラマ
第2章 山を制したチームが箱根を制した
第3章 新・箱根駅伝「勝利のセオリー」
第4章 王者・青山学院大に迫るライバル校
第5章 第93回大会の注目ランナーたち
第6章 東京五輪を沸かせる選手は現れるのか

著者等紹介

酒井政人[サカイマサト]
1977年生まれ、愛知県出身。「箱根」を目指して東京農業大学に進学。1年時に出雲駅伝5区、箱根駅伝10区に出場。2年時の故障で競技の夢をあきらめて、大学卒業後からスポーツライターに。陸上競技をメインに取材して、様々なメディアで執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Carlos

34
本当5区の結果で成績は変わる。今年の10区大逆転は珍しい。2021/01/19

おいしゃん

28
新、といいつつ5年くらい前の本なので、今注目と紹介されている選手は1人も残っていないのが残念だが、駅伝中継の良いお供にはなった。2020/01/04

のぶのぶ

22
箱根駅伝が楽しみになってきた時期。2017の大会から、5区山登りが短くなるようで、どの区間も大事になってくる。より総合力が大事になるそうな。以前、駒澤大学が強かった距離感にもどるそうで、山登り区間も大事だが、そうが厚いチームが思わぬ逆転劇がありそうです。ですが、山登りで波に乗るとやはり気持ちが盛り上がるし、リードがひっくり返されると気持ちが下がる。短くなっても、山登りは、大事かも。箱根駅伝の賛否、マラソン界にうまく繋がって欲しい。あくまでもお祭りだそうな。2020年五輪に活躍できる選手が出るといいなあ。2016/12/04

緋莢

21
2006年の第82回大会から5区が23キロという最長区間となった。その影響で、5区が最重要区間となり今井正人、柏原竜二、神野大地ら「山の神」と呼ばれる選手が登場した。しかし、「5区を短くしてください」 という声も多く、2017年の第93回大会から20キロに短縮される事になった。4区と5区の距離が変更される事で、箱根駅伝はどう変わり、各大学はどのような「戦略」を考えるのか?箱根駅伝経験者のスポーツライターが、過去の激闘を振り返りつつ、新・箱根駅伝の〝未来予想図”を考える。2017/01/04

RASCAL

20
自分が市民ランナーなこともあって、駅伝大好きです。でも、著者も言う通り選手にとっては箱根がゴールではないわけで、有望選手や監督は、ぜひ箱根駅伝を通過点に、その先を見てほしいなと思う。この本は16年10月に書かれたわけだが、17年1月の箱根は青学が盤石の勝利、山の神の卒業後に5区が短くなったことが青学に味方した。ところが今年の駅伝シーズンは、出雲、全日本と青学が勝てない。東海大学がブレイクと思ったら、全日本ではエース鈴木を擁する伏兵神奈川大学が優勝、来年の箱根は展開次第でどこが勝つか分からない!楽しみ!2017/11/20

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