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出版社内容情報
「日本会議」を支える神社本庁、神道政治連盟……なぜ改憲を訴えるのか神社本庁は宗教法人ながら、日本会議などとも深くかかわり、憲法改正を訴えている。なぜか。神社は、自然への畏怖や祖先への感謝を祈る場所ではないのか? 政治学者が神道関係者との対話を通じ、その宗教性に迫る。
小林 正弥[コバヤシ マサヤ]
1963年東京都生まれ。千葉大学大学院人文社会科学研究科教授、同大地球環境福祉研究センター長、慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特別招聘教授。東京大学法学部卒業後、同大助手、千葉大学教授、ケンブリッジ大学客員研究員などを歴任。専門は政治哲学、公共哲学、比較哲学。マイケル・サンデル教授と交流が深く、NHKの「ハーバード白熱教室」では解説もつとめた。
内容説明
神社本庁は宗教法人ながら、日本会議などとも深くかかわり、神道政治連盟という組織をつくって、憲法改正などの政治的な活動を行っている。自然に宿る八百万の神を祀る神社がなぜ?政治学者が神道関係者との対話を通じ、その理由を解き明かす。
目次
神社が改憲運動をしてよいのか?―政教分離と公共性
神道のエッセンス―知っておくべき基礎知識
「神の道」の歴史―6段階の生成と発展
伝統からの考察―多様な神道解釈
日本人の共通で素朴な感性―「ご先祖様」への信仰
コミュニティの神道―神社創生へ
神社本庁の難題―二つのジレンマと幻の標準解釈
祭政一致の国家論―靖国神社と天皇の即位祭祀
国家神道と国民神道―日本における市民宗教の可能性
神道的な政治とは何か?―環境・平和・経済と象徴天皇の祈り
本来の「まつりごと」―憲法問題と政治の理念
グローバル化と国際的神道―地球的な習合と祭祀
コミュニティ神道の多層的発展―家族・地域・国民・人類
著者等紹介
小林正弥[コバヤシマサヤ]
1963年東京都生まれ。千葉大学大学院人文社会科学研究科教授、同大地球環境福祉研究センター長、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特別招聘教授。東京大学法学部卒業後、同大助手、ケンブリッジ大学客員研究員、千葉大学教授などを歴任。専門は政治哲学、公共哲学、比較政治。NHKの「ハーバード白熱教室」では解説もつとめた。最近はポジティブサイコロジーの研究にも取り組む。日本ポジティブサイコロジー医学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おさむ
樋口佳之
Piichan
レコバ
takashi1982