出版社内容情報
経営戦略を考えるのは「現場」である!コンサル不要論を元コンサルが放つ。
コンサルは道具。考えるのはあなた。
経営戦略は現場につくらせろ!
日本企業では、戦略は「現場の社員」が考え、実行しなければ意味がない。元コンサルにして事業調査業者である著者が、コンサル業界が産業として崩壊している現状を徹底的に告発する。コンサルの使う欧米の理論は日本にはまったく合っていないうえに、ツールそのものも時代遅れになっている。そう、コンサルは不要だ。会社を支えるのは、あなたの活躍しかないのだ。
「戦略」は、現場に活力を与えるためにこそ、ある。だからこそ、自社で、あなたがつくった方がうまくいくのである。
経営コンサルは、要らない。
○コンサルが結果を出せる「状況」は限定的。成熟企業の役には立たない。
○コンサルの分析技術は時代遅れのうえ、前提に欠陥がある。
○コンサルはあなたの成長を、企業の社員の成長を阻害する。
「何千万円も払って、こんなアウトプット?」と感じたすべての被害企業に捧げる。
内容説明
日本企業では、戦略は「現場の社員」が考え、実行しなければ意味がない!元コンサルにして事業調査業者である著者が、コンサル業界が産業として崩壊している現状を徹底的に告発する。コンサルの使う欧米の理論は日本にはまったく合っていないうえに、ツールそのものも時代遅れになっている。そう、コンサルは不要だ。会社を支えるのは、あなたの活躍しかないのだ。
目次
第1章 コンサルは、その対価に見合わない(経営コンサルの商品価値を“見える化”する;「問題解決」は、解決しやすい状況を選んでいる)
第2章 ミーシーは、物事を単純化する危険思想である(外部環境分析の世界でミーシーは成り立たない;コンサルは、企業能力を簡単な方向に決め付ける)
第3章 コンサルタントに、意思決定を求めてはいけない(コンサルの提案は新自由主義のコピー品;企業経営は、コンサルが考えるほど単純でない)
第4章 コンサルタントは筆記具。考えるために社員がいる(自前主義が陥る「戦略ロス」こそ防げ;経営コンサルの次に来るのは、あなたの活躍である)
著者等紹介
中村和己[ナカムラカズミ]
1995年、東京工業大学を卒業後、新規事業の創造を求めて日本たばこ産業株式会社に入社。仙台たばこ工場にて原価削減調査に従事した後、株式会社バーガーキング・ジャパン立ち上げに参画し、国立大学との共同設備開発、機器の買い付け/輸入、FCライセンサーとの交渉に尽力。さらに飲料事業部にてM&Aを想定した自販機販路収益化をファイナンス面から検討し、営業改善施策立案および実行に取り組む。2000年、大手外資コンサルティング会社に転職し、事業戦略に関するコンサルティングに従事。03、中村事業企画を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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三上 直樹
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